初めての妊娠検査、それから14回ほどの妊婦健診を受ける度にもらえるお腹の中の赤ちゃんのエコー写真。
お腹の中でのわが子の成長が見られる思い出の写真ですね。
この妊娠中の大切な思い出とも言えるエコー写真、みなさんはどのように保存していますか?
このエコー写真は、感熱紙という紙に印刷しただけものです。
感熱紙は熱に弱く、時間が経つと色褪せたり、更には消えてしまいやすい写真です。
レシートなどをイメージしてもらうとわかりやすいですね、同じような印刷方法の写真なので、逆に真っ黒になってガッカリ…という事も!
妊娠中の記録として、そして思い出として、ずっと残しておきたい写真だと思いますが、消えないように保存するにはどうしたら良いのでしょうか?
エコー写真の長期保存の方法、出来るだけ消えないように原盤を保存する方法や、エコー写真の保存におすすめのアルバム。それから思い出のエコー写真から手軽にフォトブックを作れるサービスをご紹介いたします。
エコー写真の原盤は消える写真!
さて、もう一度うかがいますが、妊婦健診でもらったエコー写真をどのように保存していますか?
たまごクラブなどのマタニティ雑誌の付録として、エコー写真用のアルバムが付いている事もあるのでそれらを利用していたり、まとめて封筒などに入れて保管している人、アルバムにして保存している人もいると思います。
エコー写真は、先程も触れたように、多くの場合は感熱紙に印刷されたものです。
感熱紙というのは、スーパーのレシートのように、時間が経つと薄くなったり、最後は消えてしまう場合もある写真だと思ってください。
妊婦健診の時に確認のために印刷するもので、決して保存しておくためにプリントされた写真ではないですね。
エコー写真を原盤で保存する方法。
このエコー写真の原盤をできるだけ長く保存するにはどうすれば良いのか?
まずは保管場所に気を付けて下さい。
熱や光、紫外線にとても弱く、また、空気に触れている事でも写真が薄くなってしまいます。
基本的には冷暗所、涼しくて暗い場所ですね。保存袋に入れ、できるだけ空気を抜いて真空に近い状態で保管すると、長く保存できます。
アルバムに貼って保存する場合は、保護シールで密着できるアルバムが、真空状態を作れるのでおすすめです。
昔ながらのこのタイプのアルバムは、保存に優れていますね。
保護シール付き!おすすめエコー写真用アルバム。
コピーして保存する方法。
エコー写真を保存する時に、まずはおすすめなのがコピーすること。
冷暗所に置いたり保護シール付きのアルバムにしたりして大切に保管していたとしても、感熱紙に印刷したエコー写真は、消えてしまうリスクが0にはなりません。
バックアップという意味でも、原盤だけではなく、エコー写真はコピーをして保存しておくと、なお安心です。
コピーしたエコー写真を写真用紙などにプリントして保存しておけば、感熱紙と比較すると、かなり長く消えないで保存できるでしょう。
ただ、家庭のプリンターやコンビニのコピー機でコピーしたいわゆるインクでプリントした写真は、水に弱いので濡れると滲んだり消えてしまったりしてしまいます。
長期保存する場合には、写真屋さんやネットプリントなどでできる昔ながらの銀塩プリントにした方が良いでしょう。
エコー写真の原盤を持ち込んだり、ネットプリントサービスに送ったりすると、銀塩プリントの写真にしてくれる写真屋さんもあります。
多くの場合はJPEGなどの画像データを送ることで対応してくれます。
ですので、次に説明する方法で、まずはエコー写真をデータ化した方が良いかもしれません。
エコー写真をデータ化して保存する方法。
エコー写真をJPEGのような画像データ化する方法は、まずは写メ。
スマホやデジカメでエコー写真を撮影する方法があります。
もっとキレイにデータ化するには、プリンターにスキャン機能があればスキャンしてデータ化しましょう。
家にそのようなプリンターやスキャナーが無い場合、コンビニでもスキャンする事ができます。
スキャンした画像データを、SDカードやUSBメモリに保存すれば、このデータもバックアップとして役に立ちますね。
また、印刷された写真やフィルムを画像データにするための便利なグッズも販売されています。
これさえあれば、エコー写真以外にも、プリントされた写真やアナログ写真のネガもデータ化が可能。ついでに今までの写真をデータ化して整理するのも良いですね。
フォトブックもおすすめの保存方法。
エコー写真をデータ化する事ができたら、
その画像データでフォトブックを作るのもおすすめの消えない保存方法です。
最もお手軽!しまうまプリント。
値段が安くてもっともお手軽なフォトブックサービスはしまうまプリント。
しまうまプリントは、フォトブックサービスだけでなく、先程ご紹介した通常の写真プリントでは銀塩プリントのサービスもやっていますので、エコー写真を銀塩プリントするのもおすすめ。銀塩プリントしたエコー写真を自分で用意したお好みのアルバムに貼り付けたりと、お好きな保存方法が選べます。
上の写真はしまうまプリントで作るエコー写真のアルバムのイメージ。なかなか良いですね。
1番安いフォトブックはなんと198円という激安なお値段。
ただし、この1番安いフォトブックは4色の粉体トナーというものでの印刷なので、より画質や長期保存にこだわりたい方は、次に紹介する銀塩プリントでフォトブックを作ってくれるサービスを選んでくださいね。
長持ち銀塩プリントのフジフォトアルバム。
銀塩プリントならフジフォトアルバムがおすすめです。
銀塩プリントでフォトブックを作ってくれるところは数少ないのですが、やはり長く残しておきたい写真には、品質の高さで選ぶ人が多いのも確かです。
難点はフォトブックの編集方法がちょっとややこしいところ。
プロも使う写真編集ソフトのPhotoshopを使った画像の編集やレイアウトが可能ですが、もしかしたら少し難しく感じるかもしれません。
スマホで編集 1冊無料のプリミィ。
スマホからフォトブックの編集がとっても簡単なフォトブックなら、プリミィのフォトブックがおすすめです。
月額300円で、通常一冊400円のフォトブックが無料。
登録しておけば、出産後も定期的にフォトブックが作れます。
【プリミィ-primii-】毎月一冊フォトブック無料プレゼント
5GBまでの写真データの保存サービスも嬉しいですね。
万が一、スマホの紛失や故障の時にもプリミィにアップロードした写真なら残せます。
エコー写真をスマホで撮影して手軽にフォトブックに。これだけやっておくだけで、かなり安心できるのではないでしょうか?
まとめ。
エコー写真は妊娠中にしか貰えない写真。しかも2度と貰う事のないかけがえのない写真です。
そのままにしておくと、思っているよりも早く消えてしまいます。
消えてしまえば取り返しができません。
ちなみにエコー写真には以下のような情報も記載されています。
- AGEまたはGA:検査日の妊娠週数(w:週、d:日)
- CRL:赤ちゃんの頭からおしりまでの長さ(mm)
- BPD:頭の左右で最も広い部分(mm)
- APTD:お腹の前後の厚み
- TTD:お腹の左右の幅
- AC:お腹周りの長さ
- EFW:推定体重
- FL:大腿骨の長さ
これらの項目も含めて、できるだけ長く保存するための方法をお伝えいたしましたが、画像データとして、SDカードやUSBメモリ、あるいはパソコンやハードディスクに保存しても、実はこれらの機器の寿命も短いんですね。
安心していると、気が付いたらデータが消えてしまっている事もあり得ます。
データ化しても一時的なバックアップや保存場所として認識しておいた方が良いですね。
*参考記事↓

できる事なら銀塩プリントの写真にしたり、フォトブックにしておく事が、安心して残しておける方法です。
思い立ったが吉日!
エコー写真の保存は後回しにしない方が良いでしょう。
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