離乳食も初期から中期、そして後期へと進むにつれて、だんだん食べる食材が増えていきますね。
色々なものを食べさせて、食べる事の楽しさや味覚の形成したいママですが、アレルギーが心配だったりと、離乳食の進め方には不安もつきものです。
今回はその中でも、離乳食の卵について。
最近の研究では、卵を食べさせる時期が遅くなるほど、卵アレルギーの発症リスクが高くなるという報告があります。
離乳食に卵を食べさせる時の進め方や注意点についてお伝えいたします。
いつから?離乳食に卵を食べさせる時期。
離乳食に卵を食べさせる時期は、卵黄と卵白で異なります。
はじめは卵黄を、生後6ヶ月頃からを目安に始めます。
この時期には個人差があり、離乳食を遅く始めた赤ちゃんは、少し遅らせましょう。
*厚生労働省の授乳・離乳の支援ガイド↓
https://www.mhlw.go.jp/content/11908000/000496257.pdf
そして最近の研究では、卵を食べさせる時期が遅くなると、卵アレルギーを発症するリスクが高くなることがわかり、この頃からよく加熱した卵を少量ずつ取り入れるように提言しています。
詳しくは日本小児学会の鶏卵に関する提言をご覧ください。
↓
ただし、子供の様子をよく観察し、正しい進め方で、お医者さんなどにに相談しながら進めた方が良いでしょう。
離乳食の卵の進め方。
卵のアレルギーは卵白でアレルギーが出やすいので、最初は卵黄のみを、完全に火を通した固茹での状態にして、少量ずつ。
耳かき一杯程度のごく少量から始め、様子を見ながら増やし、多くても一個分。
卵は新鮮な物を選んだ方が良いですね。
卵に限った事ではありませんが、初めて食べさせる食材は、もしも子供にアレルギー症状が出たら、すぐに病院に連れて行けるように、平日の昼間に食べさせるようにしましょう。
市販の離乳食やおやつに含まれている場合もあるので、それらにも注意しながら始めてください。
卵黄でアレルギーが出ないのが確認できたら、卵白は、そこからおよそ一ヶ月後の、8〜10ヶ月頃から与える事ができます。
・固茹でしたゆで卵の黄身だけ。
・耳かき一杯程度から徐々に増やす。
・平日の昼間に食べさせる。
・卵白は卵黄の1ヶ月後から。
レンジでできる卵の離乳食。
卵はそれだけで栄養満点です。アレルギーが出なければ、積極的に離乳食に取り入れていきたいですね。
でも固茹でにした黄身はモソモソとしていて赤ちゃんも食べにくいでしょう。
おすすめの食べ方は、お湯やスープ、出し汁などでのばし、お粥に混ぜてあげましょう。
レンジでゆで卵。
ゆで卵は電子レンジでも作ることができます。
作り方は、生卵を隙間のないようにアルミホイルで包み、耐熱容器に水を入れて沈めます。
500ワットの電子レンジで約5分。
固茹でだけど黄身がしっとりしたゆで卵が出来上がります。
レンジでたまご粥。
レンジで簡単に作れる離乳食用たまご粥(楽天レシピ)
画像:https://www.google.co.jp/amp/s/recipe.rakuten.co.jp/recipe/1890009101/amp/
卵黄1/2とご飯(冷凍ごはんでも可)を混ぜ合わせ、レンジで加熱するだけのたまご粥。
離乳食の進み具合で卵の量やお粥の硬さも調整できる簡単なレシピです。
(詳しくは楽天レシピで。)
その後、卵白まで食べ進めると、離乳食レシピの幅もどんどん広がりますね。
クックパッドや楽天レシピで、「離乳食 卵 レンジ」と検索するとたくさん出てきます。
レンジで作ると茶碗蒸しなんかも簡単ですね。
卵黄を使うと彩りもよくなり、離乳食も楽しくなってきます。
とはいえ、卵は子供に出るアレルギーの中でも上位にランクインします。
毎日与えないように、そして一歳を過ぎる頃までは、完全に火を通してあげるようにしてください。
うずらの卵も同様に進められますが、子供が間違ってまるごと飲み込んでしまうと大変です。
ある程度大きくなるまでは、うずらの卵は切ってから与えるようにしましょう。
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