冷蔵庫の閉まりが悪い時の原因と簡単な治し方。

ふと気がつくと、閉まってなかった冷蔵庫。

わが家の冷蔵庫は購入から5年が経ち、5年保証がちょうど切れた頃なんですが、最近ちょっと気になる現象が。

ちゃんと閉めたつもりの冷蔵庫なのに、開けると中の物に水滴がいっぱい付いている事があり、どうやらドアの閉まりが悪いみたい…

気にしてみると冷蔵庫を開ける時の感触も軽いような気がします。

保証期間が過ぎているとは言え、まだ買い替えるような時期でもないと思いますし、同じような不調で困っていませんか?

わが家ではものすごく簡単な方法で直りました!

他にも原因や治し方がありますので、冷蔵庫の扉の閉まりが悪い時にはチェックしてみてください。

冷蔵庫の閉まりが悪い原因。

早速ですが、まずはご家庭の冷蔵庫の閉まりが悪い原因を探ってみましょう。

主な原因には以下のようなものがあります。

  • 中の物が扉を邪魔している。
  • ゴムパッキンの汚れ。
  • 冷蔵庫が傾いている。
  • ストッパーの故障や破損。

多いのがこの4つ。対処法はそれぞれ違いますが、わが家でまず疑ったのは3つ目の冷蔵庫の傾き。

ですが実際には2つ目のパッキンの汚れが原因だったようで簡単に治す事ができました!

原因によって対処法はそれぞれですので、それぞれの原因について対処法を見ていきましょう。

対処法その1:扉のポケットの整理

まず一つ目の対処法ですが、冷蔵庫の扉の内側に付いているポケット。牛乳やお茶のペットボトル、卵を置いていると思いますが、他にもポケットに引っ掛けるチューブの調味料の収納グッズを使っていませんか?

このチューブ収納が冷蔵庫の扉が閉まるのを邪魔していて閉まりきらないというのは、意外と見落としがちでよくある原因です。

その場合にはチューブ収納ボックスを外して閉めてみましょう。これだけでしっかりと閉まるようになるかもしれません。

また、ドア内側のポケットに物を入れすぎると、重さによって閉まりが悪くなる原因にもなりますし、ドアに負担がかかって他の故障の原因にもなるので注意してください。

対処法その2:パッキンの拭き掃除

そしてわが家の冷蔵庫の閉まりの原因だったゴムパッキンの汚れ。

対処法はいたってシンプルに拭くだけです。

冷蔵庫のゴムパッキンを濡らしたタオルで拭いてみると、結構汚れているものなんですね。

ゴムパッキンが汚れていると、磁石によるくっつき具合も弱くなってしまいます。

中性洗剤を薄めて使うと、更に汚れが取れて効果的ですよ。

対処法その3:冷蔵庫が傾きを直す。

冷蔵庫を横から見てください。もしかして冷蔵庫が前に傾いていませんか?

設置した時には水平になっていても、年月とともに床が沈んだり、クッションシートのへたりなどで段々と前傾しているかもしれません。

この原因の場合、冷蔵庫を開けた時に勢いよく開いたり、軽い力だと閉まらないといった症状もあります。

多くの冷蔵庫には水平に設置するためのアジャスターが脚の部分にあるはずですので、対処法はアジャスターを使って水平になるように調整します。

1人では難しいので、1人が冷蔵庫の上の方をグッと押して冷蔵庫の前を浮かせ、もう1人が調整すると良いでしょう。

ほんの少しだけ後ろに傾いているぐらいが、地震の時にも前に倒れにくくなるので理想ですね。

対処法その4:ストッパーの故障や破損の修理

冷蔵庫のドアの開閉部分の下側に、クローザーとかストッパーと呼ばれる部品があります。

この部品はプラスチックでできていて、閉めた時に冷蔵庫本体の金属のヒンジに引っかかって固定するための部品です。

この部品(ストッパー・クローザー)が壊れていないか確認してみて下さい。

もしも壊れている場合、閉めた時にパタッと閉まる感じが無くなります。

対処法は修理業者や電気販売店に依頼することになりますね。

自分で修理することもできますが、

  • 部品の入手が困難。
  • ドアを外す必要がある。

この部品の値段は数100円と安いんですが、電気屋さんで売ってるものではありませんし、古い冷蔵庫となるとメーカーに問い合わせても品切れという事もあり、入手するのが難しいです…

もしも見つけたとしても、取り替えるには冷蔵庫のドアを外す必要があるので、ちょっと難しいですね。うまく元に戻せなかったりすると、返ってお金も手間もかかってしまいます。

冷蔵庫のドア修理の裏技!

これらの対処法を試してみても、症状が改善しない場合の裏技的な対処法をご紹介します。

ドアストッパーで固定する。

お子様がいらっしゃるご家庭ならよくご存知のチャイルドロック。

戸棚や引き出しを子供が勝手に開けてしまわないように取り付けるアレです。

100均でも打ってますし、冷蔵庫に取り付ける場合にはベルト部分が曲がって粘着テープでくっつけるタイプが利用できますよね。

ちなみに冷蔵庫用のドアロックも売ってますので、これだと開け閉めも簡単で非常に便利です。

地震の時に勝手に開いてしまうのも防止して、地震対策にもなります。

ドアに磁石を追加する。

もう一つの簡単な対処法が、冷蔵庫のドアに磁石を追加する方法です。

閉まりが悪くなると、もしかして磁石の力が弱くなっているのでは?と思うかもしれません。

滅多にない事ですが、磁石が腐食したりすると、確かに磁力は弱くなります。

そんな時にも使えるのが、磁石を追加するという対処法です。

磁石を追加すると言っても、わざわざゴムパッキン内部に追加する必要はありません。

ゴムパッキンの外側に少し空いている部分がありませんか?

そこに小さな磁石や細長い磁石、ハサミで切れるマグネットテープなどを貼ります。

当然ながら、冷蔵庫のドアはマグネット式なので、磁石を増やしてやれば閉まる力も強くなります。

ご家庭の冷蔵庫のドアの隙間に合いそうなサイズの磁石をくっつけるだけの簡単な対処法ですよ。

でもゴムパッキンには貼らないでくださいね。そこに貼ると閉めた時に隙間ができてしまい、冷えが悪くなってしまいます。

まとめ。

「冷蔵庫の閉まりが悪い=冷えが悪い」です。わが家も冷蔵庫の中のものに水滴が付いていたので、密閉された状態では無くなっていたのだと思います。

この状態だと冷蔵庫の中の温度が上がり食べ物も傷みやすくなってしまいますよね。

もし同じように悩んでいる方がいたら、これらの治し方を試してみてください!簡単な方法で解決できるかもしれませんよ。

またゴムパッキンは調味料や汁物が付着する事でダメになってしまうケースもあります。(そうなると交換ですね。)ゴムパッキンは汚れを時々拭き取り、清潔に保って劣化を防ぐ事も冷蔵庫を長持ちさせる秘訣です。

裏技としてドアストッパーや磁石を追加する方法もご紹介しましたので、合わせて試してみてくださいね。

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