「保育園の園庭がほとんどないんだけど、大丈夫かな…」
「ビルのワンフロアみたいな保育園って、子どもが運動不足にならない?」
「狭い保育園なんて、子どもがかわいそうかな…」
都心や駅チカの保育園だと、どうしても
建物も園庭もコンパクトな園が多いですよね。
私も、見学に行ったとき
- 園庭がほぼなくて、駐車場の一角で遊んでいる園
- 公園まで先生と毎日お散歩に出るスタイルの園
- 屋上にちょっとした園庭がある園
など、いろんなタイプを見て
「うちの子、ちゃんと体を動かせるかな?」と不安になりました。
この記事では、そんなママのモヤモヤに寄り添いながら、
- 保育園が狭いことで考えられるデメリット
- 逆に「狭いからこそ」のメリット
- 「園庭のない保育園=運動不足」にならないために、家でできるフォロー
- 見学や面談でチェックしたいポイント
を、保育園通いのママ目線で、やさしく・具体的に解説していきます。
「狭い=かわいそう」と決めつけるのではなく、
何を見て判断すればいいのか、一緒に整理していきましょう。
保育園が「狭い」と感じるのはどんなとき?
まず、「狭い保育園」と一口に言っても、いろんなパターンがあります。
- 園庭がない(または、かなり小さい)
- 建物が細長いビル型で、園庭は屋上のみ
- クラスごとのお部屋がコンパクト
- ホールや遊戯室がない
ママとして心配になりやすいのは、
- 走り回るスペースが少ない
- 外遊びが十分できているのか分からない
- 体力面・発達面に影響が出ないか
という点ですよね。
ここからは、
「保育園が狭いことの影響」「保育園が狭いと子供はかわいそう?」「園庭のない保育園の運動不足の心配は?」
という気になっている部分を、1つずつ掘り下げていきます。
狭い保育園のデメリットになりやすいポイント
1.のびのび走り回りにくく、運動量が不足しがち
園庭がない・とても狭い保育園でまず気になるのが「運動不足」です。
・ ダッシュや鬼ごっこ、ボール遊びなど、大きな動きが制限されやすい
・ 走る・跳ぶ・登るといった全身運動の経験が、園だけでは足りないことも
・ 雨の日は特に、室内だけだと発散しきれない子もいる
特に、元気いっぱいタイプの子は、
・ 帰ってきてもまだ体力が有り余っている
・ 夜なかなか寝つかない
など、家で「え、まだそんなに元気なの?」と感じることもあります。
ただし、これは「園庭がないから絶対運動不足になる」というより、
園がどれだけ工夫してくれているかによって変わります。
(このあたりは、後半でチェックポイントとしてお話ししますね)
2.騒音・安全面で遊びが制限されることも
建物や園庭が狭い園は、住宅街の中やビルの一角にあることも多いです。
そのぶん、
・ 大きな声を出したり、走り回ったりできる時間が限られている
・ 近隣への騒音を考えて、外遊びの時間が短くなりがち
・ 車の出入りが多い場所だと、園庭として使えるスペースが少ない
など、周りの環境による制約も出てきます。
もちろん、園側も安全第一で考えてくれていますが、
「もっと走りたいのに、ここまでね」と
ブレーキをかけざるを得ない場面は、どうしても増えがちです。
3.子ども同士の距離が近く、トラブルも起こりやすい
スペースが限られていると、
どうしても子ども同士の距離は近くなります。
・ ぶつかり合い・おもちゃの取り合いなどの小さいトラブルが起きやすい
・ 声や音が響きやすく、敏感な子にはストレスになることも
・ 「一人でちょっと落ち着きたい」ときの避難場所が少ない
ただ、これは裏を返せば「人との距離感を学ぶ場」にもなり得ます。
大事なのは、トラブルが起きたときに先生がどう関わってくれるか、という部分です。
「狭い保育園=かわいそう」とは言い切れない理由(メリットもある)
ここまで読むと、
「やっぱり狭い保育園ってよくないのかな…」と
不安になってしまうかもしれません。
でも実は、「狭いからこそ」のメリットもちゃんとあります。
私は、上の子が比較的広い園庭のある保育園、下の子がビル型・園庭ほぼナシの保育園で、
両方を経験しましたが、「どちらにも良さがあるな」と感じています。
1.先生の目が届きやすく、安心感がある
コンパクトな園だと、
・ 子どもとの距離が近く、先生が一人一人をよく見てくれる
・ 何かあってもすぐに気づいてもらいやすい
・ 小さな変化(体調・気持ち)にも気づいてもらいやすい
という良さがあります。
広い園庭だと、どうしても先生の目が行き届きにくい場面もありますが、
狭い園では「常に誰かの目がある」状態になりやすいです。
特に、まだ歩き始めたばかりの1〜2歳さんには、
この「目が届きやすい安心感」は大きなメリットだなと感じました。
2.公園やお散歩など「外の世界」に出る機会が増える
園庭のない保育園は、その代わりに
・ 近くの公園へ毎日お散歩
・ 大きな広場や河川敷まで遠足のように歩く
・ 季節ごとの自然(花・虫・落ち葉など)に触れる
といった形で、外の環境を積極的に利用しているところが多いです。
上の子の園では、大きな園庭があったぶん、公園に行く頻度は少なめ。
一方、園庭ナシの下の子の園は、
「今日は〇〇公園でシャボン玉」「明日は△△公園で水遊び」と、
むしろバリエーション豊かに外遊びをしていて、
アルバムを見ると、公園での写真がとても多かったです。
「園庭が狭い=外遊びが少ない」とは限らず、
むしろ公園や街をフィールドにした、ダイナミックな保育をしている園もたくさんあります。
3.工夫された室内遊びで、運動遊びもできる
最近は、園庭がない保育園でも
・ 室内用の滑り台・トンネル・マット運動
・ 鉄棒や平均台の簡易セット
・ リトミックやダンスなどの身体表現あそび
など、室内でできる運動遊びを工夫している園が多いです。
特に雨の日や暑すぎる日・寒すぎる日も、
・ サーキット遊び(マット・トンネル・ジャンプ台を組み合わせて運動)
・ 音楽に合わせて体を動かすリズム遊び
などで、しっかり体を動かしてくれているところも。
「狭いから何もできない」ではなく、
「狭いなりにどう工夫しているか」がポイントだと感じます。
「園庭のない保育園=運動不足」は本当?チェックするポイント
では、実際に「運動不足にならないか」を判断するには、
どこを見ればいいのでしょうか。
見学や面談のときに、ぜひこんな点をチェックしてみてください。
1.一週間の外遊び・お散歩の頻度
先生に、率直に聞いてみてOKです。
「園庭のない保育園ということで、運動不足が少し心配なのですが…
一週間の外遊びやお散歩の頻度はどれくらいですか?」と。
目安としては、
・ 晴れている日は、ほぼ毎日どこかしら外に出ている
・ 雨の日も、室内で体を動かす遊びを取り入れている
など、「体を動かす時間」を意識して確保してくれているかどうか。
行事写真や日々の連絡帳などで、
公園での様子がよく載っている園は、外遊びに力を入れていることが多いです。
2.室内での運動遊びの内容
「狭い園=室内あそびもおもちゃだけ」だと、どうしても物足りなくなります。
・ サーキット遊びやリズム遊びの時間はあるか
・ 週に1回など、決まった運動プログラム(体操・ダンスなど)があるか
・ 運動神経を育てるような遊びを工夫しているか
このあたりも聞いてみると、園の方針が見えてきます。
3.子どもたちの表情・からだの使い方
見学のとき、子どもたちの様子をよく見てみてください。
・ 体をのびのび動かせているか
・ みんな楽しそうに笑っているか
・ 先生も一緒に体を動かしているか
「楽しそうに動いているかどうか」は、
意外と運動量の目安になります。
狭い保育園を選ぶときの「ママ目線チェックリスト」
「狭いけど、ここ良さそうかも?」と思った園を見学するときは、
こんな視点で見てみると安心です。
1.安全面
- 狭い中でも、角や段差などの危険ポイントに配慮があるか
- ベビーカー置き場や送迎時の導線は安全か
- 避難経路がしっかり確保されているか
2.職員の配置・子どもとの距離感
- 子ども一人一人に声をかけているか
- 小さなケガやトラブルが起きたときの声かけが丁寧か
- 先生たちの表情が穏やかか
狭いぶん、先生と子どもの距離も近くなります。
「この距離感なら安心して任せられそう」と感じるかどうかは、とても大事なポイントです。
3.保護者への説明・情報共有
・ 「園庭が狭いこと」について、園側もきちんと認識し、対策を話してくれるか
・ 日々の活動内容を、写真やお便りで丁寧に伝えてくれるか
・ 不安や質問をしたときに、きちんと向き合って答えてくれるか
「狭いのは分かっているし、その分こういう工夫をしています」と
はっきり説明してくれる園だと、信頼感がぐっと増します。
家でできる「運動不足フォロー」のアイデア
どうしても「園だけでは動く時間が短そうだな」と感じたときは、
無理のない範囲で、家でも少しフォローしてあげると安心です。
1.帰宅後は「5分だけ外で体を動かす」時間を作る
・ 日が長い季節は、帰りに公園へ5〜10分だけ寄り道
・ マンション前や家の前で、かけっこ・なわとび・シャボン玉
長時間でなくても、「ちょっと走る・ちょっとジャンプする」だけで子どもは満足することが多いです。
私も、夕方に余裕がある日は
帰りに近くの公園で「5分だけ鬼ごっこ」するようにしたら、
夜の寝つきがよくなったと感じました。
2.雨の日は「室内運動あそび」を簡単に
・ クッションや座布団で「ジャンプ台」をつくる
・ タオルを丸めてボール代わりにして投げっこ
・ 音楽をかけて、一緒にダンス
ポイントは、「本格的な運動」ではなく
「一緒にちょっと体を動かす」くらいの気持ちでOKということ。
ママの体力的にしんどい日は、
YouTubeなどの子ども向けダンス動画に頼ってしまっても全然大丈夫です。
3.休日の過ごし方を「体を動かす方向」に寄せる
・ 大型公園・児童館のプレイルーム・室内アスレチックなどを活用
・ お散歩しながらスーパーへ行く
・ エレベーターではなく、たまに階段を使ってみる
「わざわざ運動させなきゃ」と思うとハードルが上がるので、
普段のおでかけのついでに、ちょっと歩く・ちょっと遊具で遊ぶ、くらいで十分です。
「狭い保育園に通わせる自分」を責めなくていい
最後に、これだけはお伝えしたいのですが…
・ 都心で広い園+希望の保育時間+立地のいい園を選ぶのは、現実的にかなり難しい
・ お仕事の場所や時間によって、「ここしか選べない」状況も本当に多い
・ 「狭い園を選ぶ=かわいそうな選択」では決してない
ということです。
私自身、
「もっと広い園がいいのは分かっている。でも、そこにしたら復職が難しい」
という現実の中で、悩みに悩んで「狭めの園」を選びました。
でも通わせてみて感じたのは、
・ 子どもにとって一番大事なのは、「園の広さ」だけじゃない
・ 一緒に過ごす先生やお友だちとの関係性
・ 日々どんなふうに過ごし、どんな気持ちで帰ってくるか
こういう部分のほうが、子どもの心と成長にずっと大きく影響する、ということです。
「狭い=即アウト」ではなく、園がどんな工夫をしてくれているか?家でどんなふうにフォローできそうか?まで含めて、トータルで見てあげてくださいね。
まとめ:狭さだけで判断せず、「工夫」と「子どもの様子」で見ていこう
この記事では、
・ 保育園が狭いときのデメリット(運動不足・遊びの制限など)
・ 逆に、狭いからこそのメリット(先生の目が届く・公園あそびが増えるなど)
・ 「園庭のない保育園=運動不足」にならないための、園選びのチェックポイント
・ 家でできる運動不足フォローのアイデア
をママ目線でお話ししました。
おさらいすると、ポイントはこのあたりです。
- 「保育園 狭い 影響」は、園の工夫次第でかなり変わる
- 「保育園 狭い かわいそう」と一概には言えず、むしろ先生との距離が近い安心感も
- 園庭のない保育園でも、公園あそびや室内運動で十分カバーしている園も多い
- 気になる場合は、見学で「外遊びの頻度」「室内運動あそび」「子どもの表情」をチェック
- どうしても心配なところは、家での「ちょこっと運動」でゆるくフォローすればOK
完璧な条件の園を見つけるのは、本当に難しいですよね。
だからこそ、「今の環境の中で、どうやったら子どもが楽しく過ごせるか」を
一緒に考えていければそれで十分だと思います。
この記事を読んで、
「狭い保育園=即NG」という不安が、ほんの少しでもやわらいで、
「じゃあ、見学ではここを見てみよう」「家ではこれをやってみよう」と
一歩前に進むきっかけになればうれしいです。
ママが悩みながら選んだ保育園なら、きっと大丈夫。
どうか、自分を責めすぎず、「今できるベスト」を一緒に探していきましょうね。

