「畳って、どうやって掃除すればいいの?」
子どもがハイハイしたり、寝転がったりする畳。清潔に保ちたいけれど、掃除方法に悩みますよね。私も最初は「ナチュラルクリーニングなら安心♪」と、何でも重曹で済ませようとしていました。
でも実は…畳に重曹はNGなんです!
「えっ、重曹って万能じゃないの?」と思われるかもしれませんが、使い方を間違えると逆効果。変色したり、素材を傷めてしまうリスクもあります。
この記事では、
- 畳に重曹を使ってはいけない理由
- 家にある安全なもので汚れを落とす方法
- カビ対策も含めた正しい畳掃除のポイント
を、実体験を交えてわかりやすくご紹介します!
小さなお子さんがいるご家庭でも安心して試せる方法なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
畳に重曹を使うと変色する理由
「ナチュラルクリーニングといえば重曹!」と思って、畳にも気軽に使ってしまいそうですが…ここが落とし穴。
実は、重曹はアルカリ性で、畳の素材であるい草(イグサ)には向いていないんです。
畳が変色するメカニズム
い草は植物由来で、とても繊細な素材。そこにアルカリ性の重曹をかけると、化学反応が起きて色が抜けてしまうことがあるんです。実際に私も知らずにやってしまい、拭いた部分だけ白っぽくなってショックを受けました…。
しかも、一度変色してしまうと、元に戻すのはとても難しいんです。
ついやりがちな“水+重曹”の組み合わせもNG
さらに、畳に直接スプレーなどで「水+重曹」を吹きかけるのも危険。い草が水を吸ってしまい、カビやすくなったり、畳の中の芯材が痛んでしまうことも。
ナチュラル=どこにでも安心、ではないんですね…。
畳の掃除におすすめの「塩」を使った方法
「重曹が使えないなら、どう掃除すればいいの?」と困ってしまいますよね。実は、**家にある“塩”**が、畳の掃除にぴったりなんです!
私も半信半疑で試してみたのですが、思った以上にスッキリきれいになってびっくり!しかも、い草にも優しいので、小さなお子さんがいるご家庭でも安心して使えます。
必要なものはたったこれだけ!
- 食塩(精製塩より天然塩のほうがやさしめ)
- 清潔な布巾2枚
- 歯ブラシ(使い古しでOK)
掃除の手順
- ぬるま湯に浸して、固く絞った布巾で、畳の目に沿って軽く拭きます。これだけでもホコリやベタつきが取れますよ。
- 汚れが気になる部分に塩をひとつまみ置き、指の腹で優しくなじませます。
- 歯ブラシで畳の目に沿って、優しく汚れをかき出すようにこすります。ゴシゴシはNG!やさしくがポイント。
- 最後に、乾いた布巾で塩を残さず拭き取る。湿気が残らないよう、換気も忘れずに♪
この方法、塩の研磨効果で汚れを落としつつ、い草を傷めないのでとってもおすすめ。私はお昼寝マット代わりに使っていた畳スペースで試して、サラッとした肌ざわりに戻りました♪
畳のカビ掃除にはアルコール除菌スプレーを
梅雨の時期や湿気の多い季節になると、気づけば畳にうっすら白っぽいカビが…なんてこと、ありませんか?
私も娘のおもちゃを片付けたときに、畳の一角にカビが出ていてギョッとした経験があります。
「ここでも重曹で除菌!」…と思いきや、重曹はカビにあまり効果がなく、しかも畳にはNGでしたよね。
そこで登場するのが、アルコール除菌スプレーです!
アルコールは畳のカビ対策にぴったり!
- カビの除菌効果が高い
- 水と違って揮発しやすく、畳を傷めにくい
- 乾きも早く、あとに残りにくい
と、いいことずくめ。
おすすめの掃除方法
- いらない布やキッチンペーパーにアルコールスプレーをシュッと吹きかける
- カビが出ている部分を畳の目に沿って優しく拭き取る
- 使用後の布はすぐに捨てる(再利用しない)
- 最後にしっかり換気して、湿気を逃がす
我が家ではこの方法でカビを撃退し、それ以降は定期的に拭き掃除+除湿を心がけています。
※ただし、畳全体がカビてしまった場合や、カビ臭が強いときは、無理せず専門業者さんに相談を!
まとめ:畳を清潔に保つために
畳は日本の暮らしに欠かせない、ぬくもりある床材。だからこそ、素材に合った優しいお手入れが大切です。
今回ご紹介したように、
- 重曹は変色やカビの原因になるため、畳にはNG!
- 代わりに“塩”や“アルコール”を使うと安心・安全
- 拭き掃除+湿気対策で清潔をキープできる
というポイントを押さえておけば、畳のお掃除も怖くありません♪
私も最初は「とりあえず重曹!」と思っていたのですが、正しい方法を知ってからは、畳の色ツヤが保たれるようになりました。
子どもが床でゴロゴロしていても「清潔だから大丈夫♪」と思えると、ママとしても気持ちがラクになりますよね。
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