スーパーで買った焼き芋の賞味期限と正しい保存方法。

焼き芋の賞味期限と保存方法

“い〜しや〜きいも〜、やきいも〜”なんて子供の頃は移動販売の車を呼び止めて買っていましたが、近年は交通事情の影響でしょうか?

ほとんど見なくなりましたね、すごく懐かしいです。

スーパーの駐車場などでキッチンカーで焼き芋を売ってるのも時々見かけますが、今はコンビニやスーパーで簡単に買う事ができます。

なんなら一年中食べられるので、焼き芋好きには嬉しい状況ですね。

冬に限らず美味しい焼き芋ですが、食べ切れなかった焼き芋、みなさんはどのように保存していますか?

間違っても腐ってしまった焼き芋を食べてしまわないよう、焼き芋のおよその賞味期限と正しい保存方法を知っておきましょう!

焼き芋の賞味期限

焼き芋は常温でも保存可能です。もちろん1番美味しいのは焼き立てなので美味しく食べるなら買ってすぐに食べる方が美味しいんですが、食べ切れない事も多いですよね。

焼き芋は焼く事で水分が飛んでいるので、腐りにくいという特徴があり、そのまま置いておいても次の日ぐらいなら平気で食べられます。

また、常温の他にも冷蔵や冷凍での保存も可能ですが、それぞれ賞味期限が違いますので、どの保存方法で一体どのくらい食べられるのか?を見ていきましょう。

焼き芋の常温の賞味期限

丸のままなら常温でも賞味期限は2〜3日。ただし、かじった焼き芋や包丁で切った焼き芋は傷みやすくなります。

口にした部分から口の中の雑菌が侵入したり、切り口からも雑菌が入る恐れがあるので、その部分から腐るのが早くなるんですね。

その場合はなるべく早く食べてしまいましょう。もしくは、こういった場合は早目に冷蔵庫に入れて保存した方が良いでしょう。

食べる前の丸のままの焼き芋ならこういった事はありませんが、焼き芋を常温保存する時には、空気に触れないように新聞紙などの紙に1つずつくるんでおくと美味しさもキープされます。

また、水分が少ないほど日持ちしますので、安納芋などのように水分が多くてねっとり係の焼き芋は賞味期限が少し短くなりますので気をつけてください。

常温での賞味期限は2~3日。
切ったり食べかけは傷みやすい。
新聞紙にくるんで保存。

焼き芋の冷蔵での賞味期限

冷蔵庫で保存する場合の焼き芋の賞味期限は3〜4日になります。

元々が腐りにくい焼き芋は、冷蔵庫で保存してもそれほど賞味期限は長くなりませんね。

焼き芋を美味しく、長めに保存するには、次のような方法で冷蔵保存してくださいね。

まずは焼き芋が冷めるのを待ちましょう。

基本的なことですが、冷める前の温かい焼き芋を冷蔵庫に入れてしまうと同じ冷蔵庫の中の他の食べ物が傷んでしまいます。

きちんと冷めたのを確認してから冷蔵庫に入れるのが良いです。

焼き芋が濡れている状態の時は、タオルやキッチンペーパー等で水分を拭き取りましょう。

表面の水分はカビや傷みの原因になりますし、味が落ちる原因にもなります。

最後に1本ずつラップかジップロックに入れて冷蔵庫に入れて保存してください。

ジップロックに入らない時は、適当な大きさに切ってから入れてくださいね。

これで3〜4日は日持ちするので、後は食べたいときに食べればOKです。

実は冷やした焼き芋を冷えたまま食べるというのも美味しいんですが、温め直したり焼き直すとまた美味しいですよ。

冷蔵保存の賞味期限は3~4日。
1つずつラップかジップロックで。
焼き芋は冷やしても美味しい。

焼き芋を冷凍保存した時の賞味期限

冷凍庫で焼き芋を冷凍保存する方法は、基本的に冷蔵庫の場合と同じです。

しっかりと冷ましてから一本ずつラップで包むかジップロックに入れて冷凍しましょう。

焼き芋は冷凍保存した場合、賞味期限は約2週間から1ヶ月まで、グッと長くなりますのでおすすめの保存方法です。

また、安納芋のようなねっとり系の焼き芋は、一度冷凍してから自然解凍して半解凍の状態だと、シャーベットのような食感になり、アイスクリーム好きな子供も喜ぶかもしれません。

そんな食べ方をする時は、食べやすい大きさにカットして冷凍保存すると良いですよ。良かったら試してみてくださいね。

冷凍保存の賞味期限は2週間~1ヶ月。
1回分にカットしても保存可能。
半解凍でシャーベット風。

腐った焼き芋の見分け方

常温、冷蔵、冷凍、それぞれの保存方法と賞味期限がわかったところで、どのような状態になったら食べない方が良いのか?を確認しておきましょう。

焼き芋の賞味期限は、見た目や臭い、柔らかさで確認することができます。

賞味期限が切れると、焼き芋は柔らかくなってきてすっぱい臭いがしてきますので、まずは固さを確認して匂いをかいでみましょう。

また見た目にも変化が出てきます。

キレイな黄金色をしていた中が黒っぽくなってきたり、表面に白いカビが出てきているようなら怪しいですね。皮もシワシワになっていたら要注意です。

ただし、焼き芋に含まれるポリフェノールには、空気に触れると黒く色が変わる性質がありますので、買ったばかりの焼き芋がすでに黒い場合だと判断しずらいですね。

安納芋のようなねっとりした品種の場合は固さでの判断も分かりにくいですが、最初に比べてグニュっと潰れて柔らかすぎるような時には食べない方が良いです。

色や臭い、固さなどを見て、1つでも当てはまっていたら賞味期限が切れた!と思って諦めましょう。

最後に味ですが、甘さの強いはずの焼き芋も賞味期限が切れると甘さが無くなり、酸っぱくなったりイヤな苦味が出てきます。

少し食べてみて、味で腐っているという事に気がつくというパターンもあります

買ってから時間の経過した焼き芋は、例え見た目や匂いに変化を感じなくても、まずは少量で味見をしましょう。

少しでもおかしな味だと感じたらすぐに口から出し、飲み込まないようにして口をゆすいでください。

焼き直し・温め直しで美味しく食べるには?

うまく保存する事ができたら、保存しておいた焼き芋を食べる時には、温め直して食べましょう。

冷やした焼き芋は温かい焼き芋より甘くなると言われています。もちろん家庭の冷蔵庫で普通に保存しても同じですので、温かいうちに食べられない時には、あえて冷蔵庫で冷やして食べるなんて食べ方も試してみて損はないですよ。

電子レンジやトースターで温めなおす場合、味のお好みやお芋の種類によって、温め方を少し変えると、より一層おいしく食べられますよ。

電子レンジで温め直す場合。

焼き芋の温め直しで1番手っ取り早いのが電子レンジです。

電子レンジでの温めは水分が飛びやすいのですが、焼き芋の場合は適度に水分を飛ばす方が美味しく温まります。

特に紅あずまのようなお芋の場合は、電子レンジで温め直す事によってホクホクした食感になります。

ラップをして温めると、皮ごとベチャっとしてしまいやすいので、電子レンジで焼き芋を温める時はラップなしがおすすめです。

冷凍の場合は自然解凍、冷蔵の場合はそのまま、600Wで2〜3分ほど加熱。加熱しすぎると水分が蒸発してパサパサになるので、温めが足りない場合は、様子を見ながら少しずつ温めましょう。

トースターで焼き直す場合。

トースターで焼き直すのがおすすめな品種は、安納芋のように蜜が多くてねっとりしているお芋。

冷凍の場合は自然解凍しておいてください。

自然解凍できた焼き芋を、湿らせたキッチンペーパーで包んでからアルミホイルで包みます。

中まで温まるまでは時間がかかるので、10〜15分ほど、じっくり時間をかけて低温で焼き直します。

濡らしたキッチンペーパーとアルミホイルのおかげで、中の水分をキープしたまま、ねっとりした食感も蘇って熱々の美味しい焼き芋に!

また、電子レンジで加熱してからトースターで焼く方法もおすすめ。

電子レンジ600Wで2分ほど加熱してから、トースターに移してそのまま1〜2分焼きます。中はホクホクで、皮はパリっとして皮までおいしく食べられます。

温める時間もトースターだけで焼き直すよりも短く済むので、急いでいる時や早く食べたい時にもおすすめの方法ですね。

また、解凍した焼き芋の再冷凍は味も食感も落ちますので、一度解凍した焼き芋は早めに食べきった方が良いです。食べる量だけを解凍した方が良いですよ。

再冷凍は味も食感も落ちる…

まとめ

いかがですか?冬に限らず美味しい焼き芋、でも食べ切れないこともありますよね?

焼き芋の賞味期限は長いようで油断していると傷んで食べられなくなってしまいます。

そうならないようにして、後日また食べたい時には冷凍保存がおすすめです。

食べたい時に食べられると嬉しいですよね♪

また冷やした焼き芋や、冷凍して半解凍した焼き芋も実は美味しいので、こちらも試してみてください。

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