毎日の食事の準備に使う冷蔵庫。しかし、冷蔵庫のドアがきちんと閉まらないと、食材の鮮度が失われ、無駄になってしまうことも珍しくありません。
ドアがガタつく、冷気がもれる、野菜がすぐにしおれてしまう…節約を心がける主婦の皆さん、こんな悩みはありませんか?
なんだか気が付くと冷蔵庫がちゃんと閉まってないみたい…
中の物が腐っちゃうし電気代もかかるわね。
買い替えるわけにもいかないし、修理してもらうと高そう…
もしかしたら簡単に対応できるかもしれないわ!
今回はそんな冷蔵庫のドアに関するお悩みを解消する方法をお届けします。ドアストッパーの修理だけでなく、すぐに試せる驚きの方法もご紹介。一体どのようにすれば、冷蔵庫のドア閉まり不良を解消できるのでしょうか?最後までご覧ください。
冷蔵庫のドア閉まりが悪いとどうなる?
冷蔵庫のドアの閉まりが悪くなると、以下のような悩みが生じる可能性がありますよね。
- 食材の鮮度が保てない: ドアがしっかり閉まらないと、外部の空気や湿気が冷蔵庫内に入り込み、冷蔵庫内の温度が一定に保てなくなります。中の食材の保存状態も悪くなり、鮮度が保ちにくくなります。
- 電気代が高くなる: 閉まりの悪いドアでは、冷気が外部にもれてしまい、冷蔵庫が効率的に作動しなくなるため、電気代が高くなります。
- 結露や凍結が発生しやすい: 外部空気が入り込むことで、冷蔵庫内で結露や凍結が発生しやすくなります。
- 食材のにおいが混ざる: ドアが正しく閉まらないと、異なる食材のにおいが混ざり合う場合があります。
- 食材の無駄が増える: 鮮度が保てないため、食材の無駄が増える可能性があります。
- 冷蔵庫内の温度設定が困難: ドアが正しく閉まらないと、設定した温度が保たれず、調整が難しくなります。
これらの問題は、家庭の経済や食品の品質に直接影響を与えるため、早めに対処することが重要です。
冷蔵庫のドア閉まりが悪い原因
冷蔵庫のドアがしっかり閉まらない原因はいくつかあります。ひとつ目はゴムパッキンの劣化や汚れによるものです。二つ目は、ドアの軸やヒンジ部分の緩みです。また、時折、ドアが正しくフィットしていない場合もあります。
ほかにも考えられる原因としては、冷蔵庫が前に傾いている場合や、中のものがはみ出していたり、ドアポケットに入れてるものが飛び出している。チルド室が閉まり切っていないという場合もありますので、まずはこれらをチェックしましょう。
ゴムパッキンの点検と徹底清掃
冷蔵庫のドアがしっかり閉まらない原因のひとつに、ゴムパッキンの汚れや劣化があります。このゴムパッキンは、ドアと冷蔵庫の本体の隙間を密封し、外部の熱や湿気を遮断します。しかし、日常の使用や清掃の際に、ゴムパッキンには様々な汚れが付着します。
具体的なほこりと汚れの付着の原因は、 食材の取り出しや片付けの際に付着してしまう、微細なほこりや食品の汁など。これらは冷蔵庫のゴムパッキンを劣化させてしまいます。
また冷蔵庫内の湿気や水分がゴムパッキンに付着し、乾燥することでゴムパッキンが硬化してしまい、閉まりを妨げる原因となる場合もあります。冷蔵庫のゴムパッキンは定期的にチェックして清掃しましょう。
ゴムパッキンの清掃手順
- 用意するもの
ぬるま湯、中性洗剤、やわらかいスポンジ、クリーニング歯ブラシ。 - ゴムパッキンの表面をふき取る
まず、ぬるま湯に中性洗剤を混ぜた溶液を使い、やわらかいスポンジでゴムパッキンの表面を優しくふき取ります。汚れが頑固な場合は、クリーニング歯ブラシを使って丁寧に清掃します。 - 乾燥させる
清掃が終わったら、乾いた布でゴムパッキンを拭き取り、しっかりと乾燥させます。 - ゴムパッキンに保湿クリームを塗布(オプション)
ここまですることはないのですが、保湿クリームを使うことで、ゴムパッキンの柔軟性を保ち、劣化を防ぎます。
これだけで解消した!という例も意外とよくあります。定期的な清掃を心掛けることで、ゴムパッキンの劣化や汚れを防ぎ、冷蔵庫のドア閉まりを改善することができます。パッキンの拭き掃除は、冷蔵庫のドアのしまりが悪いと感じたり、なんだかちょっとゆるい…と感じた時に、まず最初に試してみてください。
ドアの軸やヒンジの確認と締め直し
冷蔵庫のドアの閉まりが悪い場合、軸やヒンジが緩んでいる可能性があります。ドアが少しガタつくような感じがした場合、適切な締め直しを行うことで、閉まりを改善することができます。
ただし、ドアストッパーなどの部品が破損している場合は、自力での修理や交換が難しいことがあります。
具体的には以下のような感じでチェックします。
- 軸とヒンジの点検: 最初に、冷蔵庫のドアの軸とヒンジを注意深く点検します。一般的にはドアの上側と下側にある軸の部分に緩んでいる箇所があるかを確認します。
- 工具を用いて締め直す: 軸やヒンジが緩んでいる場合、適切な工具を使ってしっかりと締め直します。力加減に注意し、過度に力を入れないようにします。
- ドアの開閉を確認: 締め直した後は、ドアの開閉を何度か確認しましょう。正しく閉まるようになっているかを確認します。
注意: ただし、ドアストッパーが破損している場合は、自力での修理や交換が難しい場合があります。多くの場合は冷蔵庫のドアの下のヒンジ部分の近くに、カチッと留めるためのストッパーがありますので、この部品が破損していないか確かめてみてください。破損していた場合は、メーカーや専門家に相談し、適切な修理を依頼することをおすすめします。
この方法で、冷蔵庫のドアの閉まりが改善されるかどうか、しっかりと確認しましょう。
百均のドアストッパーは使える?
もしかしたら最初に思い付くアイデアかもしれませんが、100均のドアストッパーはどうなのでしょう?冷蔵庫のドアがしっかりと閉まらない場合、百均(100円ショップ)で販売されているドアストッパーは、一般的には軽いドアや一時的な使用には適していますが、冷蔵庫のような重いドアの場合、効果が限定的かもしれません。
冷蔵庫のドアは、食材の鮮度を保つためにしっかりと閉まっている必要があります。そのため、十分な強度を持つドアストッパーが必要ですし、100均で販売されているドアストッパーは、一般的に軽いドアや引き戸などに使用されることが多いため、冷蔵庫のドアには適していないでしょう。
100均ではなく、冷蔵庫のドアストッパーとして販売されているものであれば問題ないですね。こういったグッズは「子供に冷蔵庫を開けられてしまう」「地震のときが心配」などの冷蔵庫のドアに関する悩みを抱えている時にも重宝します。
簡単にカチッと閉まってくれるタイプもありますので、片手でも使えて、これは便利でちょっと欲しくなっちゃいました。
冷蔵庫のドアに強力な磁石を活用する
実際にわが家でやった対策がコレ。わが家の冷蔵庫(三菱)がちゃんと閉まらなくなった原因は、クローザーと呼ばれるプラスチック製のフックのような形の部品の破損でした…これは自力での交換も無理ですし、修理を依頼したらおそらく数万円の出費ですね…
そこで閃いたアイデアが磁石の活用。もともと磁石で閉まってますからね。磁力の強めの磁石は、冷蔵庫のドアをしっかりと閉めるのに役立ちます。特に、ゴムパッキンが劣化している場合やドアのフィットが不完全な場合に、磁石を利用することで閉まりを強化することができます。
以下は具体的な手順です
- 適切な磁石の選定: 強力な磁石を選びます。ホームセンターなどに行って、丁度良い大きさや形の磁石を選びましょう。
- 磁石の取り付け位置の確認: 冷蔵庫のドアの上部や側面など、閉まりが不良な箇所に磁石を取り付けます。両面テープなどを使わなくても、冷蔵庫のドアには磁石は自然にくっついてくれます。
強力な磁石を使うことで、ドアの密閉性が向上し、冷蔵庫の閉まりが改善される場合があります。最近では100均でも強力な磁石は手に入りますが、見つからない場合には通販サイトでならすぐに見つかります。
ドアがしっかり閉まらない場合、強力な磁石を活用することで解決できる場合があります。冷蔵庫のドアに磁石を取り付けることで、しっかりと密閉されるようになります。
これらの方法やアイデアでも、万が一自力で解決できない場合は、専門家に相談することをおすすめします。安全第一で、確実な対策を行いましょう。
まとめ
節約を心がける主婦の皆さんにとって、冷蔵庫のパフォーマンスは重要です。
冷蔵庫のドアの閉まりが悪い際には、まずゴムパッキンの点検と清掃を行いましょう。 ゴムパッキンの汚れや劣化が閉まり不良の主な原因となります。 また、軸やヒンジの締め直しも重要ですが、ドアストッパーが破損している場合は専門家に相談することが重要です。
さらに、強力な威力を利用する方法も効果的な対策の一つです。
ドアの閉まりを効果的に改善しておけば、食材の鮮度をキープすることができますし、電気代の無駄も防げます。閉まりにくい冷蔵庫のトラブルに早めに対処し、快適なキッチンライフを楽しみましょう。
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