まさか!初めての突然の蕁麻疹!!対応に困ったら「子ども医療電話相談#8000」を活用しよう。
先日、2歳の娘が突然の蕁麻疹に見舞われました。初めての蕁麻疹です。
前兆はありました。その日の昼食はレストランで食べたのですが、その後すぐに、娘の顔に蚊に刺されたようなプクっとした発疹がひとつできたのです。
でも、1時間ほどで消えたので「何か虫に刺されたのかな?」くらいに思っていたのです。
しかし!その日の夜になって、口の周り、アゴ、ひじ、おしりに蚊に刺されたような、ぷくっとふくらみのある発疹がバーっと出てきて、さらに発疹と発疹がつながってきて全体が腫れていってしまいました。
このままどんどん酷くなったらどうしよう?こんな時はとにかく心配になると思いますが、突然の蕁麻疹の原因や、私がとった対処法の体験談です。
夜の突然の蕁麻疹に襲われたら?
夜になって全身に広がった子供の蕁麻疹ですが、私…ブツブツを見るのがとにかく苦手で…(得意な人なんていないのかもしれませんが)娘と言えども、蕁麻疹を見て私の鳥肌が止まらず。今、思い出してもゾワゾワしてしまいます。
でも何かのアレルギーのアナフィラキシーを起こすかもしれませんし、とにかく何とかしなければ!!!と思ったものの、その時の時間はすでに夜の21:30。
夜間救急に連れていくべきか?そもそも夜間救急で蕁麻疹の対応をしてもらえるのか?なんせ初めての蕁麻疹なので、どうしたらいいかわかりません。
今回の子供の蕁麻疹は見た目はなかなか可哀想な状況ですが、子供の機嫌も良く、蕁麻疹を気にしている様子は少しあるものの普通に遊んでいたので、ひとまず急を要するような症状でも無さそうだと感じました。
ひとまずは子供の病状を相談できる子ども医療電話相談に連絡してみることにしました。
子ども医療電話相談#8000とは?
子ども医療電話相談は厚生労働省が行っている「子ども医療電話相談事業(#8000)」です。
休日・夜間の子どもの症状に保護者がどのように対処したらよいか?病院を受診した方がよいか?など判断に迷ったときに、小児科医師・看護師に電話で相談できるものです。
全国どこからでも同一の短縮電話番号(#8000)でカンタンに電話することができます。
これは電話をかけた場所の都道府県の相談窓口に自動で転送されるので、地域の受診する病院なども具体的にアドバイスしてもらえます。
実際に「子ども医療電話相談」にかけてみた。
とりあえずスマホから#8000に電話…したものの繋がらない!
なかなか繋がらない状況が続きましたが、10回目くらいでようやく繋がりました。音声ガイダンスで「この会話がサービス向上のため録音します。」などの案内がされてから、担当の小児科医師・看護師さんへ電話が繋がりました。
私がお話しした担当の方は女性の看護師さんでした。住んでいる場所の確認、子どもの年齢・性別など基本情報を確認され、その後、娘の病状について説明しました。
担当の看護師さんはとても優しく丁寧にこちらの話を聞いてくださり、この症状の場合は夜間診療にかかるようにアドバイスしてくださり、夜間でも受診できる最寄りの病院も教えてくれました。
蕁麻疹の原因を突き止めるのは困難…
そんなこんなで夜間診療にかかりました。しかしというか、やはりというか、蕁麻疹の原因は特定できませんでした。
蕁麻疹とは、膨疹(ぼうしん)と呼ばれる蚊に刺されたときのような膨らみのある発疹ができ、激しいかゆみを伴うことが多いです。
蕁麻疹の主な原因は…
- 食品・花粉・ハウスダストなどのアレルギー
- 衣類などによる皮膚の圧迫
- 暑さ・寒さなどの刺激
- ストレス
- 薬の副作用
などがあります。
お医者さんの話しでは蕁麻疹にはこれだけ多くの原因があり、ピンポイントに原因を特定することは難しく、またカンタンに特定する検査方法もありません。
自分で蕁麻疹が出た時の状況を分析して原因を絞っていき、食品などに原因があるようであれば検査を受けて特定していくという手法を取るしかないようです。
子供の蕁麻疹の原因が特定できる事はほとんど無く、今回の娘の蕁麻疹についても対処療法のみ。ザイザルという薬で発疹を抑えて、かゆみ止めの軟膏を塗って様子を見ることになりました。
子供用のザイザルはシロップになっていて飲みやすく、アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、湿疹・皮膚炎、痒疹、皮膚そう痒症の治療に用いられる薬です。
注意するべき子供の蕁麻疹の症状。
子供電話相談で夜間診療に行く事をアドバイスされましたが、蕁麻疹にはすぐにでも受診をした方が良いような注意すべき症状もあります。
- まぶたや唇まで腫れあがる。
- のどに痒みがあったり声がかすれる。
- お腹も痛かったり吐き気もある。
発疹の他にこのような症状がある場合や、顔色が悪く元気がなかったり呼吸がおかしい時にはすぐに受診しましょう。
また蕁麻疹には、まずは冷やすという対処法も良いようです。
幸いにも翌朝には治った今回の蕁麻疹ですが、原因不明で突然襲ってくる子供の蕁麻疹、一度なると「また蕁麻疹が出るかも!」とビクビクしてしまいます。
私自身は何度も蕁麻疹になったことがありますが、やはり自分のことなら自分で大丈夫か、そうでないか判断できます。
しかし、子供はまだうまく自分の体の状態を伝えることができないですから、今まで以上に様子を見ないといけないなと思います。
蕁麻疹に限らず、子供の夜間の病気や怪我はすぐに病院に連れていくべきか?翌朝まで様子を見るべきか?非常に迷うことがあります。そんな時には子供医療電話相談(#8000)を活用してみてください。適切なアドバイスがもらえると思いますよ。

コメント