安心して外遊び!保育園での虫除け対策に子供用スプレーが効果的

お出かけnote

やっぱり子どもたちは虫に狙われやすいよね!特に暖かくなると、外で遊びたくてウズウズしちゃうんですよね。でも、虫に刺されると痒くなっちゃって、それがまた辛いんですよね。うちの保育園でも、これが大きな悩みのひとつだったんです。

最初は、家庭から持参していただいた虫除けシールを使っていたんですが、しばらくして考えるようになり、保護者の方からも質問をいただいて、これで本当に大丈夫なのかなって思い始めたんです。

そこで、周りのみんなに聞いてみたんです。「皆さん、虫よけってどうしていますか?」って。びっくりしたんですけど、結構な数の保育園さんが「虫除けシールは危険だから禁止!」って言ってるんですよね。

それで、他にもいろいろな対策方法を探してみたんですよ。例えば、散歩の前に虫除けスプレーを使ったり、散歩車に虫除けグッズを取り付けたり。もちろん、蚊が多そうな場所は避けるようにもしています。今回は保育園での夏の虫よけ対策について書いていきます。

虫よけシールについて

保育園では虫よけ対策に虫よけシールを張ることを禁止しているというケースが多いです。その理由はいくつかあります。

まず、虫よけシールは誤飲の危険があるため、特に幼い子供たちにとって危険な場合があります。子供たちが自分で虫よけシールを取ろうとしたり、舐めてしまう可能性があります。

また、虫よけシールは一部の子供たちに肌荒れやアレルギー反応を引き起こす場合があります。特に敏感な肌を持つ子供たちにとっては、虫よけシールの使用が避けられるべき場合があります。

さらに、虫よけシールの効果は個人差があります。同じシールでも全ての子供にとって効果的であるとは限りません。そのため、保護者や保育園側からの要望があっても、全ての子供に対して虫よけシールを使用することは難しい場合があります。

このような理由から、保育園では虫よけシールの使用を禁止しているところが多いです。代わりに、虫よけスプレーや他の対策方法を取ることで、子供たちの安全を保つ努力がされています。

虫よけスプレーについて

虫除けスプレーも調べてみました。成分には「ディート」と「イカリジン」があるんです。どっちがいいのかって思ったら、使う子どもの年齢や対策する虫によって違うんですって。

ディートは日本で最初に虫除けに効果があると認められ、50年以上使用されています。対策できる虫は蚊、ブヨ、アブ、マダニからノミ、ヤマビル、サシバエなど幅広いですが、年齢により使用回数に制限があります。

一方、イカリジンは1986年にドイツで開発され、日本では2015年に承認された成分です。年齢による使用制限や使用回数の制限はなく、対策できる虫は蚊、ブヨ、アブ、マダニのみです。

主な違いは使用回数の制限の有無と対策できる虫の種類みたいですが、小さい子どもたちに使用するものなので、できるだけ安全なものを選びたいですよね。まずは“イカリジン”成分の入った市販の虫除けスプレーを導入することにしました。

虫除けスプレーに含まれるディートについて

もう一つの成分のディートは一般的な虫除けスプレーの主要な成分のひとつなんですが、注意が必要なんです。特に子供に使用する場合は以下の点に留意する必要があります。

  1. 適切な濃度を選ぶ: 子供向けの虫除けスプレーは、ディートの濃度が低いものが選ばれることが一般的です。これによって、効果的な虫除け効果を確保しつつ、副作用のリスクを最小限に抑えます。
  2. 年齢制限に注意する: ディートを含む虫除け製品には、使用の際の年齢制限があります。製品のラベルや説明書をよく読み、その指示に従ってください。
  3. 適切に使う: スプレーを子供の皮膚に直接噴霧するのではなく、親の手にスプレーをかけてから、手で子供の皮膚に塗布するようにしましょう。顔や目の周囲には直接噴霧しないように注意してください。
  4. 手を洗う: 虫除けスプレーを使った後は、子供の手をよく洗ってください。特に食事の前や目を触る前には手を洗うことが重要です。
  5. 過剰な使用を避ける: 適切な量を使いましょう。過剰に使うと、皮膚への刺激やアレルギーのリスクが高まります。

こういった成分ですので、私の周りでは使用していない保育園がほとんどでした。

赤ちゃんでも安心して使える手作りの虫除けスプレー

また保育園で虫除けスプレーを手作りしている園もありました。これなら成分もわかっていて安心ですし、意外と作り方も簡単だったので紹介しておきます。赤ちゃんをはじめ、子供の肌は敏感なため、成分には注意が必要です。

材料:

  • 透明なスプレーボトル
  • 精製水
  • 無香料のキャリアオイル(例: グレープシードオイル、アボカドオイルなど)
  • 精製ハマメリスウォーター(赤ちゃんの肌にやさしい)
  • ラベンダーオイル(赤ちゃんでも穏やかな効果がある)
  • ゼラニウムオイル(虫よけ効果があり、赤ちゃんにも安全)

手順:

  1. スプレーボトルに精製水を半分程度注ぎます。
  2. 次に、キャリアオイルを加えます(水の量の半分程度)。これは肌を保護し、オイルが馴染みやすくなります。
  3. ハマメリスウォーターを加えます。これは赤ちゃんの肌に優しく、かつ虫除け効果があります。
  4. ラベンダーオイルとゼラニウムオイルをそれぞれ数滴ずつ加えます。これらのオイルは虫除けとして効果があり、かつ赤ちゃんにも安全です。

注意点:

  • 各オイルの使用量は、赤ちゃんの年齢や肌の状態によって調整してください。特に初めて使用する場合は、少量から始めて肌に異常がないか注意してください。
  • スプレーを使用する際には、赤ちゃんの顔や目に直接かからないように注意しましょう。手のひらにスプレーしてから、軽く体になじませるようにしましょう。

この手作りの虫除けスプレーは、赤ちゃんの敏感な肌にもやさしく、自然な虫除け効果が期待できます。ただし、子供の肌は個人差がありますので、初めて使用する際は注意深く様子を見てください。必要に応じて、オイルの配合を調整することもおすすめします。

虫に刺された時の対処

虫に刺された際の処置についても職員間で共有しました。刺された箇所を石鹸や水で洗い流し、腫れや赤みが強い場合は保冷剤などで冷やすよう指導しました。痒みや腫れがある場合にはムヒベビークリームを塗り、絆創膏で保護するようにしました。

また園児には、虫に刺された時はできるだけ掻かせないように指導し、掻くことで傷口が悪化するのを防ぎます。状態がひどくなる場合や、過敏症の症状が出る場合は保護者に連絡し、医師の指示を仰ぎます。

ご家庭でもできる虫よけ対策のお願い

家から登園前にできる虫よけ対策は以下のような方法がありますので、こちらも合わせてお知らせするようにしました。

虫除けスプレーを使用する:登園前に、ご家庭で普段使っている虫除けスプレーを子供の服や肌に使用。

長袖や長ズボンを着せる:散歩や外遊びの際、長袖のシャツや長ズボンを着せることで、虫に刺されるリスクを減少させられます。

帽子を被せる:虫が頭部に寄ってくるのを防ぐため、帽子を被せると効果的です。

足裏の除菌:足裏をアルコールで拭くことで、蚊に刺されるリスクを減少させることができます。

ちょっと面白い情報なんですが、足の裏って、実は蚊に刺されやすいんです!それで、足裏の除菌をしてみると、蚊に刺される数がグッと減ったんです。なんか、ちょっとした工夫で効果があるってすごいなって思いましたので、ご家庭にもお知らせしました。これらの対策を家庭で取ってもらうことで、家から登園する際の虫よけ効果を高めることができます。

虫よけ対策は子供の健康と快適な保育園での日常を保つ重要な要素です。家から登園前には、虫除けスプレーやシールを活用し、長袖や長ズボンを着せるなどの対策を行いましょう。

また、足裏の除菌や室内での虫除け対策も効果的です。これらの方法を組み合わせて、子供たちが安心して外で遊べる環境を園と家庭と力を合わせて、必要な場合は保護者にも対策を共有し、協力して実施すると良いと思います。子供たちの笑顔が溢れる健やかな日々を過ごすために、虫よけ対策をしっかりと行きたいと思います。

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