妊娠・出産のために育児休業を取得したのちに、職場復帰し、育児と仕事の両立を目指す人が増えてきました。
私自身の経験からは、育児をしながら働き続けること。それ自体はそれほど難しいことではないと感じていました。そう感じているママも多いのです。
しかし一方で、育児をしながら
「自分の能力を100%生かし、やりがいを持って働き続けること、キャリアアップすること」
ができている人となると、かなり限られていました。
出産前は自分なりの目標を持ち、能力を生かしながら働いてきた人が、出産後や育休後には、働く時間に制約ができたり、子どもの病気で休んだりするようになると、その人らしく働けなくなってしまったという例もたくさんあります。
なぜそうなってしまうのでしょう。
子供を持っても働きたい、あるいは働かざるを得ないママをとりまく社会や会社の問題点を考えてみたいと思います。
社会や会社の制度と実態。
ワーママをとりまく環境は、よく
「制度は充実しているが現場の運用がうまくいっていない。」
という声を耳にします。
ここで言う、制度の運用がうまくいっていないとは、具体的にどのようなことを指すのでしょうか?
育休後に働き続けているたくさんの人たちのソーシャルメディア上でやりとりを見ていったり、実際に会って話しを聞いたりしてわかることは、
- 会社の制度(それと、そのもとになった法律)の趣旨が社員に正しく伝わっていないこと。
- 育児中のワーママ社員の考え方や気持ちが会社側に伝わっていないこと。
の2つが大きな意見です。
さらに、保育園の整備や男女の役割分担についての柔軟な考え方が、なかなか育児中のママ達の抱える問題に合った形で浸透していないことも1つにあります。
実態に合ったかたちで浸透してしくことはもちろん必要ですが、社会や会社が変わっていくには、まだまだ時間がかかりそうですね。
妊娠のタイミングはいつが良い?
子供をつくるならいつが良いのか?
社会や会社が変わるのを待っていては子どもの産み時を逃したり、後悔したりすることになりかねません。
それでは、今まさに働いていて、子供を持ちたいと考えている人はどうすれば良いのか?
深く考えずに仕事をやめると、あとで後悔する事になったり、それはその人とって、その後の人生の中でとても大きなストレスになってしまいます。
子育ては思っているより大変で、仕事との両立はもっと大変ですが、社会の制度を利用したり、自分なりに環境を整え、しっかりとした判断を積み重ねることができれば、きっと後悔しない人生を送っていく事ができます。
まずは、今の自分が置かれている状況をよく理解し、社会の制度を知っておけば、その時その時の判断も変わってきます。
今まさに働いていて、仕事がとても面白いと感じている女性も、
育児と仕事はどちらかを選んだらどちらかを諦めなければいけない…
という事はありませんので安心してくださいね。
育児のための環境を整えよう。
たしかに、育児休業から復帰した女性社員が、いきいきと働き続けている職場と、そうでない職場とがあるということは事実です。
前者の職場で共通しているのは、
当事者を含め、職場の多くの人が、仕事と育児の両立を支える制度を理解していて、育児を自然に受け入れている。
という点が挙げられます。
また、会社や上司は、「育児」という個人的な事情を汲みながらも、仕事にやりがいが感じられるような責任の与え方をし、こなした仕事をきちんと評価をしていることも特徴です。
同時に、時間の制約があって対応できない部分を、同じ部署で補っている社員に対して配慮や評価をしているということが非常に重要であると思います。
そういった会社に勤めているのであれば、それほど悩む必要もないでしょう。
でも育児休業の前例がなかったり、知識の浅い会社に勤めている場合には、上司の方や同僚の方に相談する事も必要になってくると思います。
自分でできる事を考えて、
- 職場の近くに引っ越しをしたり。
- 地域の子育て支援がどんなものがあるのか?を調べたり。
そういった事を考えながら、一歩先の手を打っておく事も、のちのちに良い環境で働きながら子育てするためには大切になってきます。
もちろん妊娠前から調べておくのも良いですし、妊娠してからでも遅くはありません。少し意識をしておくだけでも見えてくる物が変わってきます。
まとめ。
働きながら子育てをすることは、いくら制度が充実して、会社が理解をしてくれても、確かに大変なこともあります。
初めての子育てとなると戸惑う事ばかりでしょう。
自治体などの子育て支援事業の他にも、ワーママをアシストするサービスはたくさんあります。
今まで知らなかった世界が見えてくるでしょう。
その時その時の判断を間違えないようにしながら、出産後もいきいきと働ける事を願っています。
このカテゴリーでは、女性が働きながら子育てをする時により快適になるような情報をお伝えしていきます。
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