アスパラガスが筋っぽい…ここまで皮をむけば美味しく食べられる場所の見つけ方。

アスパラガスは栄養も豊富な食材ですね。疲労を和らげる効果もあると言われているので、ぜひご家庭で取り入れたい食材。

でも茹でたり炒めたりして食卓に出してみたら筋っぽい…

子供がこの筋をイヤがって食べてくれない…

しっかり皮をむいてしまえば、確かにこの筋っぽさは無くなりますが、美味しさも半減、栄養も半減してしまうのが心配です。

そんなアスパラガスの皮には、

ここまで剥けば筋っぽさが無くなる場所

を簡単に見つける方法があります。

アスパラガスの上手な下処理のやり方をご紹介いたします。

アスパラガスの皮はどこまで剥くの?

アスパラガスの筋が残るのは、下の方ですね。

穂先の方は筋も無くて、皮を剥かなくても美味しく食べられるハズです。

でも見た目では筋が残る場所を見つける事はできません。

皮を剥く部分と剥かない部分の見分け方は、アスパラガスの両端を持って、グッと弓なりに曲げた時に、ポキッと折れる部分。

アスパラガスの筋

ポキッと折れた時の穂先の方は、皮を剥かなくても筋っぽさがありません。

逆に下の部分は、ピーラーで皮を剥くと、筋を取る事ができます。

皮の剥き方にも少しコツがあり、ピーラーで少し力を強めにグッと剥きます。

軽い力だと、アスパラガスの表面がツルツルと滑ってうまく剥く事ができません。

グッと少し強めの力で一気に剥くとうまく剥けますよ。

アスパラガスの火の通し方。

次に大切なのは火の通し方。

アスパラガスは筋っぽさもあり、固い野菜だと思われがちですが、実は柔らかい野菜です。

なので火の通し過ぎに注意が必要です。

アスパラガスの焼き方。

アスパラガスを炒める時に多い勘違いが

下茹でする。

アスパラガスは柔らかい野菜なので、下茹でしてから炒めると、火が通り過ぎてグニャグニャな食感に。

筋が残るのが気になる時も、先程のような皮を剥く下処理をしておけば大丈夫です。

中火で熱したフライパンに、中火で1〜2分。焼き色がついたらひっくり返して1〜2分。

火を止めてから塩胡椒を軽くふれば出来上がり。

塩気の後にアスパラガスの甘味が広がり、シャキッとした美味しい焼きアスパラガスになります。

アスパラガスの茹で方。

アスパラガスを茹でる場合も、火を通し過ぎないことがポイント。

皮剥きの下処理をしていれば、火の通りもだいたい均一になります。

沸騰したお湯で、2〜3分程度が茹で時間の目安。

塩加減はお好みですが、お湯の約1%が目安です。500ミリのお湯に対して、5グラム(小さじ1)ぐらいですね。

沸騰したお湯にアスパラガスを入れ、再沸騰してからが勝負!

キレイな緑色に変わればオーケーです。余熱でも火が通る事も考慮して、下の方に竹串を刺して少し引っかかるぐらいにしましょう。

まとめ。

アスパラガスの筋が残るのが気になる時も美味しく、シャキッとした食感で食べるためには、

  • 両端を指で持ち、グッと曲げて折る。
  • 下の部分はピーラーで皮を剥く。
  • 焼く時は下茹でしない。
  • 茹でる時は竹串を刺して少し引っかかるぐらい。

甘味もあるアスパラガスは、以上のポイントを守って調理すると、塩加減も少なめで食材の味が楽しめます。

栄養も豊富なアスパラガスを、ご家庭で美味しく召し上がってくださいませ〜。

 

 

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