【小学生の家庭での勉強】平均的な時間とやり方。
小学生のお子さんをお持ちの親にとって、
他のお子さんの学校以外での子供の勉強時間はどれぐらいが平均的なのか?
は、とても気になるところではないでしょうか?
今回はどのぐらいの勉強時間が平均的で、子供の集中力が続く時間から理想的な勉強時間がどのくらいなのかを考えていきたいと思います。
■学年毎の理想の勉強時間。
小学生の家庭でのおすすめの勉強時間には色々な説がありますが、子供の集中できる時間はだいたい10〜20分ぐらい。
これに学年×10分を学年ごとにプラスして、勉強時間のおすすめは学年ごとに少しずつ長くなっているのが一般的の様です。
目安としては
- 1年生 1×10+10=20(分)
- 2年生 2×10+10=30(分)
- 3年生 3×10+10=40(分)
- 4年生 4×10+10=50(分)
- 5年生 5×10+10=60(分)
- 6年生 6×10+10=70(分)
です。
このぐらいが小学生の勉強時間の平均の目安になりそうですね。
たまに小学生同士の会話で
「俺、昨日2時間も勉強した」
なんて話していたりしますが、実際には2時間も集中して勉強できる子は本当に稀で、上記の勉強時間も、15分か30分ずつに分けて勉強している子が多そうです。
また短い時間に分けて勉強をした方が集中できて、頭に入りやすい勉強ができる様です。
テレビのアニメなども15分毎にCMが入る様に設定されていますよね?それが子供の集中力の続く平均的な時間だからです。
ダラダラと勉強している風に鉛筆を転がしているのであれば、15分毎にタイムを区切って、勉強時間と休憩時間を作った方が、本当に身になる勉強ができそうです。
■学校の宿題以外の習い事や塾。
学校の宿題以外でも、塾や習い事で独自に家庭で勉強をする時間があるお子さんも多いと思います。
小学生の習い事はどの様な習い事が人気なのでしょう?
こちらのサイトによると
- 1位 水泳
- 2位 英語 英会話
- 3位 ピアノ
ということです。
4位以降は
書道、学習塾、体操、サッカーと続く様で、学校での勉強のような学習塾に行く子はまだそれほど多くないですね。
子供の可能性を伸ばしたいという親の気持ちはどなたも同じだとは思いますが、時間とお財布と相談して、あとは子供のやる気の問題もあります。
なかなか、なんでもかんでもというわけには行きませんね。
英会話やピアノなどは特に家での練習や、予習復習の時間を毎日確保しなければいけません。
うちの子もピアノや英語を習っていますが、毎日の学校の宿題以上に、習い事の練習や学習時間に親も一緒に付き合って行かなければなりません。
この習い事の時間を考えると、実は家庭での勉強時間というのはほとんど取れないという事も多くあります。

一言に習い事といっても、お金の問題だけではなく、親にとっても時間を作って子供の学習を応援?しなければいけないので、なかなか大変な作業ですね。
習い事のメリットには、
- 子供が興味を持って何か得意なことが増える。
- 自信を持って一つのことをできる様になる。
という事があります。勉強が好きなら学習塾も喜ぶでしょうし、そんなきっかけづくりのためにも、学校の勉強以外にも、塾や習い事の時間は、子供が楽しく続けられる範囲でぜひ続けさせてあげたいです。
■家庭学習はリビング学習が効果的
家庭で勉強する環境についても考えてみたいと思います。
昔は子供部屋で勉強が当たり前の様に子供部屋に学習机があったものですが最近ではリビングでの学習が本当の意味で集中力が身に付くと話題になっていますね。
決して家が狭いという理由だけではなく、リビングに学習机を置いたり、学習机自体を買わずにリビングテーブルで勉強をする子供が増えている様です。
リビング学習の何がそんなに効果的なのでしょう?
一人で子供部屋での勉強の方が静かで集中できるのではないか?と思いがちですが、お母さんが食事を作っていたり、誰かがテレビを見ていたり、そんな生活音が逆に集中力を高めるのに効果があるそうです。
実際に東大生の多くがリビング学習で勉強しているという調査結果もあるということ。
特に子供が小さい頃は、わからないことをそのまま進めてしまうことが無いように、
親の目が行き届くところ
で勉強をしてくれると、親としても子供の勉強を見ることができます。
ただ一つ気をつけたいのは、子供が親の目に見える場所で勉強していると、どうしても親は必要以上に手を出しがちです。
先回りして、子供のペースを邪魔することのない様、親は極力、本当に子供が困っている時だけお手伝いする気持ちで見てあげましょう。
リビング学習のメリットやおすすめの学習デスクはこちらの記事で。
子供にリビング学習をさせるインテリアに合う収納や学習デスク。
■まとめ
今回は小学生の家庭での勉強平均的な時間とやり方について考えてみました。
子育てをしていると、自分の子供しか見えていないので、他の家のお子さんはどれくらい、どんな風に家庭で勉強をしているのか?ちょっと気になりますよね。
今回の理想の勉強時間や習い事、勉強の仕方などを参考に、お子さんに合った勉強の仕方を親子で考えてみてください。
どんな勉強をどれくらいすればいいのかは、ただただ、闇雲に「勉強しなさい」というのではなく、
子供の興味とやる気によって、勉強内容やの比重を考えることが、大切だと思います。
子供の興味に合った、才能を引き出し将来に繋げることができる様、子供が楽しいと思って、学べる様な環境を作ってあげたいものです。
チェック!
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