保育園に行く子はかわいそうなの?
0歳や一歳から保育園に行かせる事に、少なからず罪悪感を感じてしまうママさんもいると思います。
私は、長女を1歳9ヶ月で保育園に入園させ、長男の時は生後6ヶ月で保育園に入園させました。
行かせた理由は、
どうしても自分が今まで築き上げてきたキャリアを手放したくなかったのです。
絶対に働かないと暮らしていけないという環境ではない中、
自分が仕事を続けたいために子供を保育園に預けるということには、すごく罪悪感がありました。
ここからは、私が罪悪感を感じ初めたところ、実母との意見の違いから、自分の中で罪悪感を消化できるようになったことについてを書いていきます。
実母は大反対した保育園。
私の実母は典型的なお嬢様タイプ。
昔ながらの人なので、
女性が働くなんてもってのほか!保育園?なにそれ?子供が最初に行くのは幼稚園でしょ!
人に子供を預けて自分は綺麗な格好して。
そんなことするは母親じゃない!!
母親と言うのは自分を犠牲にして子供を育てるものだ!
と、言うタイプ。
世代の違いなのか、母親と同世代位の女性にも、よく言われたことがあります。
「こんなに小さいうちから保育園になんかいれてかわいそう!」
こういう言葉って心のグサッときちゃうんですよね。
そう言われてきた事もあり、心のどこかで、自分のやりたい事のタメに保育園に行かせている気がしていました。
悪いことをしているという気持ちを持って保育園に行かせていたんです。
しかも送り迎えや急な発熱などで、仕事も思うようにできないとなると、
「私は一体何をしてるんだろう?」
と感じることも…
保育園に行かせてふっきれた罪悪感。
入園して1年が経ち、担任の先生と挨拶したときです。
「○○ちゃんは、ほんとにいつも笑顔でおうちでのお父さんの話やお母さんの話を楽しそうにしてくれます。」
「愛情たっぷりに育てられてるのがすごく分かります。」
というメッセージと共に1年間の保育園での様子の写真入りのアルバムをもらいました。
アルバムに写っている子供の笑顔は本当に楽しそうで、
みんなと給食を食べている姿。
とか、
並んでお歌を歌っている姿。
とかを見ると、家ではできないことをしてもらえて、すごくいい経験になっていると思うことができ、本当にホッと胸をなでおろして安心する事ができました。
子供に
「保育園楽しい?」
と聞くと返事は必ず
「うん!明日も○○ちゃんと遊ぶの!」
と笑顔で答えてくれました。
そうなんです、別に自分が自由に遊ぶために、子供を保育園に入れているわけではなく、全てが子供の為そして家族の為になっています。
保育園に行く事は、子供にとってのメリットもたくさんあります。
休憩中においしいランチなんかを食べている時は、
“今頃何してるかな?”
“泣いてないかな?”
と考えて、少し罪悪感がでる日もありましたが、そう思った日には、特に夜たくさんお話を聞いてあげるようにしていたり。
よそはよそ。うちはうち。
「よそはよそ、うちはうち。」
これも小さい頃、母親によく言われた言葉です。
自分も母親になりこの言葉の意味がよく分かるようになってきました。
いろんな事を気にして他所の家庭と比べてもしかたがないし、意味がないことなんですよね。
だって私が働き続けることを決めたのも「自分」なので。
自分の決めた事には、特に子育ての中では自信を持つべきです。
結局、罪悪感っていうのは人から言われる言葉や、他所と比べてしまうところから発生してしまうんだと思います。
子供が楽しそうにしてくれていればそれでいいと思います。
もし、子供が保育園が楽しくないなら、楽しくなるように、子供の気持ちに寄り添って、保育園にも相談しながら体制を整えていきましょう!
でも0歳、1歳という早い年齢から保育園に行かせて良かった!と心から思う事ができているのは、子供が保育園を楽しんでくれているからですね。
感謝の気持ちも忘れずに、子供と向き合っていけると良いですね。
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