お正月の食べ物といえばお餅!今時は鏡餅と言っても、真空パックになってたり、個別包装のお餅が鏡餅の形の入れ物に入っていたりして、あまりカビが生える事って無いですね。
でも私の旦那の実家は田舎なので、毎年お正月やお祝い事があると、お餅をついていました。
しかも大量に!
当然のように余ってしまい、ついたお餅なのでカビる事も当然。
そんなカビてしまったお餅の食べ方や、田舎で教えてもらったお餅のカビの取り方、田舎のお餅にまつわる話などをご紹介します。
田舎でのお餅をつく習慣。
真空パックのお餅しか食べた事がなく、カビの生えてしまった餅を食べたことがなかった私ですが・・・
田舎育ちの主人と結婚してからというもの、何かお祝い事があった際やお正月、それから厄除けにと、
わざわざ、家族でそろってお餅をつく。
という習慣となりました。
お祝い事のお餅では、ご近所さんにもお配りし、厄年についたお餅は、どんど焼きの際にみんなで焼いて食べてしまうという流れなので、お餅が余ってカビてしまう…ということはないです。
でもお正月には、近所の方も皆さんが作るのにもかかわらず、大量に作ってしまうことがしばしば…
(田舎なので、足りないことは失礼なこととされるのです。)
その為、毎年大量なお餅が余ってしまいます。
お餅にカビが生えない方法。
お鏡餅として、飾らない分は、すぐに冷凍庫に入れて保存しまえば、簡単にはカビも生えません。
やわらかいうちに小さく切ったり、薄く延ばしたりしておかきにしてしまうと、カビないで後から美味しく食べられます。
ついたお餅をおかきにする時は、作り方も簡単で、乾燥させて油で揚げるだけなんですね。
カビが生えたお餅は食べても大丈夫?
ですが、お鏡餅はいたるところに飾り、かなりの数になります。
ついたお餅は、キチンと保存しないと、どうしても乾燥してすぐにわれてしまったり、緑色のカビがはびこってしまいますので
鏡ひらきの時までにカビが生えない餅はない!
といっても過言ではないほどです。
しかし、こういうお餅って縁起物なので、粗末に捨てるということはできませんよね?
結婚当初の私には、カビの生えたものをわざわざ食べなくてもいいのでは?
カビが生えたものなんて食べて大丈夫なのだろうか?
と不思議でなりませんでしたが、主人の父は、
”アオカビならチーズだってそんなようなものがある!焼いて火を通したらいいんだ!”
と言って焼いて食べていました。
確かに体調を崩す事もなく、なるほど!とも思いましたが、実はなんだかんだ祖母がカビをきれいに落としていました。
やっぱりお餅のカビを食べるのは良くないのでしょうね。
田舎で教えてもらったお餅のカビの取り方。
カビの生えたお餅なんて食べたことのない私でしたから、結婚当初は、恥ずかしながら、
お餅のカビの取り方。
なんて知らず、硬くて、割れてしまっているお餅を一生懸命包丁で削ろうとしていました。
お餅のカビの取り方は削り取るというのが一般的ですが、どうにも硬くてうまくいかず、手が痛くて痛くて…
悪戦苦闘していたら、主人がやってきて教えてくれました。
まず、餅を水に浸しておいて、柔らかくし、それから削るとカビを取りやすいと。
実際にやってみると、本当に全く違いました!
カビが滑らかに削り取られてくれ、時間短縮にもなりました。
水に浸けておく時間は、私は、半日ほど放置していたのですが、もしかすると、水に入れ、電子レンジで少し加熱してあげると、早くやわらかくなり、もっと時間短縮になるかもしれませんね。
来年はその方法も試してみようかな?と思います。
他にも少ないカビであれば、タワシでこすって洗い取るという方法も教えてもらいました。
昔からの方法なので、このようにカビをしっかり取れば、カビが生えてしまったお餅も食べられるのではないかと思います。
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