自転車に子供を乗せるのはいつからがおすすめ?前乗せと後ろ乗せ自転車のメリットとデメリット。

保育園に子供乗せ自転車での登園はいつから?いったいどのくらいの月齢になったら乗せても大丈夫なのか?

心配な方もた〜くさんいるかと思います。

自転車には、前に乗せるタイプと後ろに乗せるタイプがありますが、ある程度腰がしっかりとしてきたら

(個人差があるかと思いますが、9か月ころからいいのでは?とわたしは思います。)

前に乗れるタイプの自転車に乗せても大丈夫なのではないでしょうか?

ただ、前に乗せる自転車のチャイルドシートは、乗せられる期間が短いんですね。

このように、後ろと前とでは、様々なメリット・デメリットがあるかと思います。

わたしが実際運転をしてみて、また、周りのママさん達をたくさん見てきて感じた、前乗せと後ろ乗せ自転車のメリット・デメリット。

それから何歳頃から何歳子供まで乗せられるのか?をお伝えしていきます。

前乗せと後ろ乗せの特徴。

前乗せ自転車と後ろ乗せ自転車、それぞれの特徴を簡単に説明すると、

前乗せ自転車の場合、

  • 子供が前にいてくれ、目もしっかりと届くので安心できます。

特に子供が小さい頃は、前に乗せる方が安心ですし、子供から景色も見えて楽しいでしょう。

後ろ乗せタイプは、子供の様子も見れないので、しっかりと自分で座ることができ、なおかつ、しっかりとレバーなどにつかむことのできるようになってから乗せる事がおすすめです。

(こちらも個人差があるかと思いますが、2歳~3歳ころから大丈夫なのではないでしょうか?)

前乗せタイプの自転車とは逆に、後ろ乗せの特徴は

  • 乗せられる期間が長く、ハンドル操作に支障が少ないのも特徴ですね。

運転する時の安定性でも、後ろ乗せの方が安定しています。

いつから?自転車に乗せられる目安。

では具体的に何歳から乗せられるのか?

自転車に乗せられるようになる時期は、もちろん個人差がありますが、各自転車メーカーが目安としているのは、

前乗せ…1歳から。

後ろ乗せ…2歳から。

とされています。

実際には首と腰が座ってヘルメットがかぶれるようになったら乗せる事は可能で、9〜10ヶ月頃から前乗せ自転車に、2歳過ぎになってからは後ろ乗せに乗せている人が多いです。

1歳で後ろ乗せはできる?

ここでもう一つ疑問なのが、

1歳で後ろ乗せのチャイルドシートに乗せられるのか?

これはママ達の声を聞くかぎり不可能と言っても良いようです。

経験者の話を聞くと、好奇心でどんな動きをするかわからない1歳の子供を後ろに乗せるのは怖すぎるようですね。

ヘッドレストが付いていたり、5点式のシートベルトになっていて、1歳からの後ろ乗せ用チャイルドシートも販売されていますが、子供にもよりますが現実的には難しいようです。

少し言うことを聞いてくれる2歳ぐらいからにしておいた方が良いようですね。

ヘルメットに慣れさせる。

ヘルメットが意外とネックで、せっかく自転車を買ったけど、子供がヘルメットを嫌がって自転車に乗せられない事があります。

子供用のヘルメットを先に購入して慣れさせておいた方が良いかもしれません。

≫保育園の自転車に子供用ヘルメットは必要?オススメの自転車用ヘルメットは?

いつまで?身長・体重と年齢の目安。

次に、乗せられるようになったら今度はいつまで乗せられるのか?

例えば、ある子供乗せ電動自転車を利用できる身長・体重の目安は、

前乗せ…100センチ・15キロまで

後ろ乗せ…115センチ・22キロまで。

となっています。

この目安だと、おおよそですが前乗せは4歳まで、後ろ乗せは6歳ぐらいまで乗せられる事になります。

ですが、実際には前乗せ自転車は3歳ぐらいで乗せられる限界を感じるかもしれませんし、後ろ乗せは6歳を超えてもまだイケる?と感じるかもしれません。

でもちょっと待ってください!

ここで子供乗せ自転車についての法律や条例を確認してみましょう。

子供乗せ自転車に7歳は乗せられる?

道路交通法に共通して定められているのは、2人乗りでも3人乗りでも、16歳以上の運転者が乗せられるのは、

6歳未満の幼児。

となっています。つまり、6歳になったら体重が軽い場合でも、もう乗せられないという決まりです。

更にもう一つ、自転車の最大積載量も確認しておきましょう。

一般的な自転車の中には、最大積載量が18キロという自転車もあります。

この場合、例え子供の体重が22キロ以下であっても、チャイルドシートと子供の体重の合計が18キロを超えた時点で、安全基準を満たしていないという事になってしまいます。

ですので、最大積載量が22キロとか25キロの自転車を選ばないと、長期間乗せられなくなってしまいます。

いずれにしても、赤ちゃん〜1歳頃には前乗せの自転車を選ぶ事になりそうですね。

その場合には、最初から前かごの部分がチャイルドシートに設計されている自転車の方が、走行も安定していて運転操作もしやすいです。

ただし、このタイプだと前カゴが無いので買い物の時に不便かもしれませんので、それらも踏まえて自転車選びをしてください。

≫保育園に子供が2人を送迎するのにピッタリな電動自転車3選&荷物の置き方。

前乗せと後ろ乗せのメリットとデメリット。

実際に私が感じるそれぞれのメリットとデメリットは、

前にのせるメリット

  • 目が行き届くため、安心できます。
  • 進行方向に向かっていくため、子どもが喜びます。

前乗せは、子供が見える安心感や楽しさがあります。子供とのコミュニケーションが取れやすく、これが安全にも繋がります。

前に乗せるデメリット

  • ハンドル操作がしずらくなる。
  • 下り坂の際に若干前方が見ずらい。

身長や体重に目安がありますが、実際に子供の体重か15キロ近くになると、ハンドル操作はちょっとしんどくなりますね。

15キロというと、だいたい4歳ぐらいですが、3歳過ぎると重たくなってきてハンドル操作も難しくなってきます。

後ろに乗せるメリット

  • ハンドル操作がしやすい。
  • 視界が開けるため、安全運転しやすい。

前乗せとは逆に、安全にハンドル操作するには後ろ乗せの方が良いです。

後ろに乗せるデメリット

  • 子どもの様子がわからない。

子どもが眠ってしまったらとても危険!常に何かおしゃべりをしながら、眠ってしまわないようにする工夫が必要ではないかと思いました。

子供が急に左右に傾くと、車体も傾き、転倒の危険もあるので、よく言い聞かせておいた方が良いでしょう。

保育園の自転車送迎について。

このメリットデメリットなどの特性があることを十分理解した上で年齢に合った物を。また、少しでも、ハッとしたことがあったら、そのことをしっかりと教訓とし、事故にならないような運転を心がけていってほしいです。

上記にあげたように、

保育園の自転車送迎には危険な面もあります。

ですが、子どもにとっては自転車に乗せてもらう事は楽しいものでもあります。

それにママ達にとっては自転車での保育園送迎は大変な面が沢山あるかと思います。

でもきっと、気候がいいときや、天気のいいときなど、車で来る子どもでは味わえないような、季節ごとに変わっていく街の草木の様子・風の変わりゆく気配、その他、様々な季節を感じるという経験。

そんな経験が、小さいうちにたくさんできるのではないかと思います。

今の時代、なかなかゆっくりお散歩をする時間がなかったり、車移動が主になったため、季節を感じる機会も減ってきていると思います。

毎日とは言いませんが、時に、保育園からおうちが近い場合は、一緒に歩いてきたり、自転車で行くということも、素敵ではないでしょうか?

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