こんにちわ 私は現在育児休業中の元保育士です。
以前働いていた保育所でも国際結婚された方のお子さんや、保護者自身が外国の方など国際交流を経験する場面が沢山ありました。
また保育園では英語を取り入れた活動をしていたり、異文化について学ぶ活動をしている所もあり、幼い頃から英語に関わる機会は増えているかもしれませんね。
今回は英語と保育活動。
保育園に英語を取り入れるメリットや、ママの体験談について書いてみたいと思います。
<英語を身近に感じよう! 外国人講師との関わり>
保育園での英語を取り入れるメリットについてどんなものがあるでしょうか?
英語教育を取り入れている保育園では、大体外国人講師が勤務していますね。
身近な大人、身近な先生が外国人なら、触れ合う事により、
まずは人種の違いに気づくことができます。
他者との違いに気付き、学びがあるのではないかと思います。
もう一点はやはり講師という立場の方は優しく陽気な方が多いです。
そういう大人の近くに居ると、子どもは”自然と関わりたい”と思うようになります。
そしてコミュニケーションを取りたいという気持ちが芽生えるので、
- ハローとかバイバイとか挨拶などの単語は自然と出る。
- その流れで英語に興味を持ち、自然と覚えていく。
といった姿も見られました。
保育園における外国人講師の存在は、外国語を学ぶだけではなく、人種の違いや言葉の違いを認識し、受け入れ、コミュニケーション力を高める事に役立つと思います。
<体験談!早期の英会話はメリットだらけ>
実際に外国人講師がいる保育園を利用しているママに、保育園での英語との関わりについて話を聞いてみました。
その中で印象的だったエピソードを何個か取り上げてみます。
1人目のエピソード。
現在そのお子さんは3歳半くらいですが、もっと小さな頃から英語が好きだったそうです。
保育園に通う前からアルファベットそのものに興味があったそうです。
二歳くらいの頃◯を並べてノートに書いているなと思っていたら、◯をアルファベットに見立てABCの歌を歌っていたそうです。
微笑ましいですね(笑)
保育園に通い出してからは更に吸収がよく、外国人講師にもよくなついているそうです。
この子自身が英語への興味が強いので、外国人講師がいる事は、保育園に行く楽しみの1つになっています。
先生に会えるのが楽しみ!と思われるのは嬉しい事ですね。
2人目のエピソード。
もうひとつのエピソードは三歳の頃、その子は自宅で絵を描いていたそうなんですが。
突然「ジェリーfish!」と発音。
最初はママも発音がよすぎてなんだか聞き取れず???
しかし描いた絵を見てクラゲだとわかったそうです。
ちなみにその子は日本語ではくらげの認識は無く、でも英語では他にも動物や身近な物の名前を英語ですらすら話すそうです。
ABCのうたやキラキラ星は、日本語で歌える前から英語で歌っていたのだとか。
そんなママ達が英語教育のある保育園に通わせて良かったと思ったところとして、
- こどもは大人と聞こえ方が違うから発音が凄く綺麗。
- その発音を直してはいけないと聞いて凄く参考になった。
ママやパパ顔負けの発音を、子供達はすんなり身につけます。
大人は英語に対して敷居が高かったりお勉強というイメージになるけど、この子を見ているとアルファベットを図形のように認識していると言ってました。
そのママの話を聞きながら
早期英語教育のメリットがなんなのか?
保育士である私も自分なりに気付きがありました。
<保育園で英語に関わるメリットとは>
まず一つ感じたことは、
子供が日本名を知る前に英単語で覚えてしまう
というところ。
大人ですと「これはこう!」という概念が出来上がってますから、英語と日本語を全く別物と考え、覚えるのにワンクッション置く事になって難しくなりますよね…
でも子供たちは概念も無いし、英単語と物の認識がそっくりそのまま身に付くのです。
これはすごく良いなと思いました。
そしてもう一つは、英語ってわりとリズミカルですよね?
そのリズムが楽しくて、スラスラ話せると
“ぼく(わたし)できるーたのしー。”
という気持ちが芽生えやすいです。
そういう体験を通して子供達が感じる自己肯定感が、やる気に繋がっていくのかな?と思いました。
保育園の英語教育のまとめ。
今回はメリットに焦点を置いているのでメリットだけを取り上げています。
しかし、子供にも好きな遊び、嫌いな遊びがあるように、英語教育にも
向き不向きはありますよね。
勿論これからの時代は英語が必要。必須科目となりますが、あくまで学ぶのは子供自身です。
子ども達が夢中になれる環境があってこそ学ぶことができると思うので、まずはその環境がある事も大切。
保育園での教育というのは、基本的に遊びを通して、その中から学ぶ事が基本です。
英語教育も、その子その子に合わせながら、楽しめるように、私達保護者がサポートしていければ良いのかな?と感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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