妊娠中に不安はつきものです。
自分の身体の事もさる事ながら、やっぱり心配なのは、
お腹の中の赤ちゃんの事。
妊娠は病気じゃないとよく言いますが、妊婦健診は月に一度程度しかありませんね。
その間、お腹の中の赤ちゃんが元気に育っているのか?
不安に感じるプレママさんはとても多いです。
そんな時には胎児の心拍を自宅で聞いて確認する方法を試してみてはいかがでしょうか?
お腹の赤ちゃんの心音と心拍との違いは?
よく混同されがちですが、お腹の中の赤ちゃん(胎児)の心拍とは、赤ちゃんの心臓の動きで、超音波検査で見て確認する事ができます。
そして心音というのが、心臓の動きに合わせて聞こえる音。
心拍の事を心臓の音と思いがちですが、実は音を表す言葉は心音なんですね。
心拍数というのも正確には心臓が1分間に何回動いているかを表していますが、音を聞いて測ることもできます。
心拍と心音が確認できる時期
赤ちゃんの心拍が確認できる時期は、早い人で妊娠5~6週です。
この時期はまだ心拍の確認ができない事も多いので、心拍確認ができないからといって流産の心配をする時期ではありません。
心拍がちゃんと確認できるようになる時期は、妊娠6週後半~7週以降となっています。
心拍が初めて確認できた時って本当に安心して嬉しかった事を私も覚えています。
一方で心音が確認できる時期は、妊娠12週以降です。
これよりも前の赤ちゃんの心音は、小さくてまだ聞けません。
耳でも聞いて確認できるようになるのも、また嬉しいです。
小さな赤ちゃんの心臓の動きが、目で見えるだけでなく耳でも聞けるようになるのは、妊娠12週以降です。妊娠12週よりも前の赤ちゃんの心音は、まだ小さいため、聞き取ることができません。
自宅で使えるドップラー心音計。
お腹の中の赤ちゃん。つまり胎児の心音を確認できるのは妊婦健診の時の超音波検査ですね。
私と同じように、この時、とても安心する瞬間だと感じる妊婦さんも多いですよね。
この安心を自宅で得るには?
それには市販のドップラー心音計を使う事で可能になります。
お腹の中の赤ちゃんの心音を聞くための機械で、最もメジャーな自宅用のドップラー心音計が、エンジェルサウンズという心音計。
市販されている医療機器の心音計ですが、コンパクトですし使い方もとっても簡単です。
自宅でも心拍の確認ができると、毎日が安心ですね。ですが、このエンジェルサウンズを使っても心音が聞こえない人も多いようです。
次項ではエンジェルサウンズの使い方や心音を早くから聞くためのコツをお伝えします。
またエンジェルサウンズは何種類かの種類があるので、後半ではおすすめのタイプをご紹介します。
エンジェルサウンズの使い方。
エンジェルサウンズを使う時には、
- 電池を入れてイヤホンジャックにイヤホンを差し込む。
- 電源を入れる。(はじめはボリューム最大で良いでしょう。)
- お腹に付属のジェルを塗り、エンジェルサウンズをお腹にあてるだけ。
使い方はこれだけ。
なんですが、胎児のいる場所や、心音が聞こえる場所を探すのがちょっと難しくて、慣れるまではすぐには赤ちゃんの心音は聞こえないかもしれません。
ここで、エンジェルサウンズを使って胎児の心音を聞いた先輩ママさん達のエンジェルサウンズで胎児の心音を探すコツを見てみましょう。
いつから?エンジェルサウンズで心音を聞くコツ。
エンジェルサウンズは妊娠12週から使えるとされていますが、早い週数で心音を見つけるためのコツは、
- ジェルを多めに塗る。
- 聞こえる場所は思っているよりもかなり下の方。
この辺りに注意しながら、なかなか心音が聞こえない時には、これらの方法をぜひ試してみて下さい。
妊娠12週から使えるというのは、これは平均のお話。
どうやら最初のうちは、先輩ママさん達の体験談では、みなさん
「思っているよりも聞こえる場所はかなり下の方。」
と、口を揃えて言っています。
つまり、その辺りを探さないと簡単には聞こえないようですね。
恥骨の近くあたりまで、ゆ〜っくりと動かしながら、根気よく探してみると良いようです。
使い方や個人差がありますが、早い人だと妊娠9週目には、エンジェルサウンズで心音が聞こえた!なんて人もいるようですが、恐らくは別の音が聞こえたのかな?と思います。
ちなみに説明書にはジェルじゃなくて水でもオーケーと書いてありますし、専用のジェルじゃなくても、ジェル状のボディクリームなどで代用できます。
乾いてしまうと聞こえないので、ジェルは多目に使う方が聞こえやすいようです。
市販のボディクリームやハンドクリームをジェルの代わりに使ってみましょう。
どういう風に聞こえるの?
エンジェルサウンズで聞こえる心音は、
トクントクンと、とても小さくて可愛らしい、それでいてどことなく力強いような赤ちゃんの鼓動です。
シュンシュンシュン…と雑音のように聞こえてくるのは血液が流れる臍帯音。
ママの胎盤からへその緒を流れる血液の音です。
臍帯音が聞こえれば、胎児の心音はそこから遠くない場所で、臍帯音に混じって聞こえてくるでしょう。
自分の中のもう一つの命の鼓動。
本当に小さくて可愛らしい音を初めて聞こえた時の感動は、きっと出産後も忘れない音でしょう。
普通の聴診器で心音は聞こえる?
このような心音計を使わなくても、普通の聴診器でも胎児の心音は聞こえます。
聞くためのコツはエンジェルサウンズと同様で、下の方を探すようですね。
ただし、ドップラー心音計を使うよりも心音が聞こえる場所が見つけにくいですし、一般の人にも聞こえるようになる週数は遅いでしょう。
心音が聞こえるという事は、赤ちゃんが生きているという事。
間隔の長い妊婦健診の間に不安になったら、ドップラー心音計を使って心臓の音を聞くと、とても安心できますね。
不安な気持ちは子宮を収縮させてしまうとも言われています。
安心した気持ちはお腹の中の赤ちゃんにもきっと伝わりますよ。
エンジェルサウンズを使う時の注意点。
ただし、必ずしもうまく見つけて聞く事ができるとは限りません。
聞こえないからといって不安になってしまっては本末転倒です。
自分1人で探すのは難しいかもしれないので、旦那さんに見つけてもらうと良いかもしれません。
どうしても、父親としての自覚の薄い傾向にある旦那さんにも聞かせてあげると、父親になる事への意識が高まる効果もあるかもしれません。
それに仕事でなかなか病院に着いて行けない旦那さんも、自宅で、自分の耳で聴けるのは、喜ばしい事でしょう。
もう一つの注意点は、この心音計では、ただ心音が聞けるだけだという事。
心音が聞こえているから健診に行かなくても大丈夫という事は、決してありません。
他にも不安な事がある場合には、必ず産婦人科の医師の診断を受けてください。
安心感が得られ、思い出にもなるので高い物ではないかと思いますが、購入するのもちょっと…という方にはエンジェルサウンズのレンタルがおすすめ。
『Hariti(ハーリティー) 』というショップなら、エンジェルサウンズのレンタルが3ヶ月借りても5,500円ほどです。
配送料金も無料なので、短期間で良ければ買うよりお得ですね。
公式サイトでチェックしてみてください。
エンジェルサウンズのおすすめの機種。
ここからはエンジェルサウンズの種類とおすすめをご紹介していきます。
エンジェルサウンズは4つのグレードがラインナップされています。
最もメジャーな機種のJPD-100S
1番おすすめなのは、このJPD-100S。
イヤホン端子が2つあり、2人同時に聞く事ができます。
付属品もヘッドホンなので、より聞きやすいモデルで、一番使いやすくて、お値段的にもお得なモデルです。
液晶モニターで心拍数も確認できるJPD-100S6
本体にスピーカーを内蔵していて家族みんなで心音を聞けるタイプです。
イヤホンジャックもあるので、イヤホンやヘッドホンで聞く事もできます。
更に心拍数を表示する液晶モニターも付いているので、目で見て、胎児の心拍数の確認ができます。
心拍数までチェックできて、より安心できそうですね。
聞くだけのシンプル機能のJPD-100S mini
心音を聞くだけで良いならば、機能が最もシンプルでよりコンパクトなJPD-100S miniがおすすめ。
機能的にはJPD-100Sと変わりありませんが、付属品はイヤホンで、端子は1つです。
少しだけお買い得で、変わりばんこで聞けば問題ないですね。
この中から、目的に合わせて、予算に合わせて選ぶことができます。
少なくとも、エンジェルサウンズは妊娠中の不安を少しでも解消するためのアイテムです。
そして妊娠中にはちょっとした事でも不安になるもの。
ママの不安を解消し、ストレスを減らす事で安心してリラックスする事は、お腹の中の赤ちゃんの健やかな成長につながる事でしょう。
そしてそういった行動をする事もまた、妊婦さんの心を落ち着かせてくれるのではないでしょうか?
エンジェルサウンズはレンタルでも利用できます。レンタルできるおすすめのショップは『Hariti(ハーリティー) 』
1番人気のスタンダードタイプのJPD-100Sをレンタルできて、全国に送料無料で届けてくれます。
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