子供を育てるママにとって、なかなか恐ろしいデータを見つけました。
赤ちゃんの時からの塩分摂取量が将来の血圧の高さを変える。
という研究データが海外で見つけられたんですね。
高血圧は色々な病気を引き起こしますし、サイレントキラーなんて怖い呼び方もされています。
子供の塩分摂取量や高血圧について、詳しく見ていきましょう。
赤ちゃんの塩分摂取量と血圧の関係。
赤ちゃん用のミルクには、わずかながら塩分が含まれているのをご存知ですか?
これはまぁ本当にわずかな量なんですけどね。
その後の離乳食となると、だんだんと塩分も含まれる事になりますが、この塩分摂取量を通常の1/3に減らして育てた場合との血圧の比較をした海外の研究によると、
- 6ヶ月後の血圧は、上が2.1mmHg低い。
- 15年後の血圧は、上が3.6mmHg、下が2.2mmHg低い。
という結果が出たんですね。
6か月後、赤ちゃんの血圧を測定すると、減塩をしたグループBはグループAより血圧が低くなっていました。さらに15年後を調べたところ、やはり減塩をしたグループBのほうが血圧が低くなっていました。
引用元:https://www.nhk.or.jp/kenko/atc_856.html
これは新生児期から塩分摂取量を控えていると、その後の食生活も塩分控えめで生活できる可能性も含まれていますが、子供の将来的な高血圧のリスクを減らす事もできそうですね。
子供の塩分摂取量の目安。
子供の塩分摂取量はこれぐらいにしましょうね。という目安を、厚生労働省が定めています。
これによると、
- 1〜2歳:男子は3g未満。女子は3.5g未満。
- 3〜5歳:男子は4g未満。女子は4.5g未満。
となっています。
大人が二本の指で軽くつまむと、およそ0.5グラムになるそうですので、これを目安に考えると、
ん〜、塩分取り過ぎてるかな?
というご家庭も多いのでは?
家庭のご飯で、減塩したり高血圧対策についてはこちらの記事を参考にしてください。
外食の時の塩分の注意点。
子供が離乳食からだんだん普通食になってくると、時々は外食する機会も増えてきますね。
キッズメニューが豊富なお店も多くて、とても便利だと思います。
もちろんママの息抜きに、外食をするのもおすすめ。
ですが、やはり味を重視する外食産業。塩分はしっかり入っている場合も多いですね。
子供を連れて外食をする時の注意点として、例えばそばやラーメンなどの麺類を食べる時には、汁を薄めたり、醤油やソースをかける場合は出来るだけ少なく。
そして、外食をしたら次のごはんは塩分を控えたメニューにするなどの工夫をして、外食も楽しむようにしましょう。
*塩分50%オフのやさしいお塩。
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子供の塩分取り過ぎは親の責任。
子供の塩分の取り過ぎは、親の責任です。反対に、塩分を控えて将来的に健康な体を作ってあげられるのも親ですね。
さらに、味覚の形成にも影響があります。
将来的に塩分控えめな食事ができるようになるのか?子供の頃の食習慣は、大人になっても続くでしょう。
そして子供は親のマネをしたがります。
ぜひ、パパやママも塩分控えめな食事を心がけるようにしてください。


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