子育て中、子供にスマホやタブレットは見せてもいいのか?やっぱりダメ?
電車の中や、喫茶店、どこかでちょっと休む時間があると、ほとんどの人がスマホを出して何か見ていますよね。
中には、歩きながら、自転車に乗りながらですらスマホを見ようとしている人もいます。
そうじゃなくても、TVやPCと画面を見ることが多い生活の中で、何も、そんなところでまでと思いますが
それでもみんな見ていますよね。
- スマホは目に悪い!身体に悪い!
- 歩きスマホや自転車スマホは超危険!
そのことは皆さんもわかっているはず。
それを踏まえた上で
今回は育児をしている中、スマホやタブレットを子供に見せて利用するのは本当に悪いことだけなのか?
意見が分かれるこのテーマについて、一緒に考えてみましょう。
■スマホを見せるのが全て悪い訳でもない
幼いお子さんを子育て中のママなら、静かにしなければいけない公共の場で、
- 子供が退屈がって泣いた時。
- 走り回ってうるさい時。
子供にスマホを見せて画面に集中させることで、静かにさせた経験ある方も多いと思います。
また、ご自身も家にいてもどうしても手が離せない時や、疲れたり調子が悪くて休みたい時などにもスマホに助けてもらった経験がある方もいるのではないでしょうか?
育児の負担やストレスが軽減される事は間違いないです。
でも、確かに小さい子に長時間スマホの画面を見せるのは、危険がないわけではありません。
総務省のサイトには、
「目の筋肉が凝り固まってピントを合わせる力が弱まったり、目の筋肉に疲労がたまったりして、視力低下をまねいたりすることがあります。」
という内容で、子供の健康への影響について書いてあることからも言えるように、
長時間のスマホを見る行為は子供には良くない影響があると言えます。
育児におけるスマホの利用の悪影響。
では幼いお子さんにスマホを見せる事の悪影響について、よく言われている事をまとめてみます。
- 視力の低下。
- コミュニケーション能力の低下。
- 睡眠への影響。
- スマホ依存。
何だか良い事はなさそうですね。
これらの悪影響を回避するためには、ブルーライトをカットしたり、スマホを見せる時間を決めるとか、寝る前には見ないとか、そういったルールが必要ですね。
他にも母親である私達の、スマホ育児依存も懸念されます。
ついつい長時間、スマホに任せてしまわないよう、私達もルールを守って利用するためのルール決めだとも言えます。
とはいえ、静かにして欲しいところで静かにしてくれる!
このメリットは大きいですよね。
スマホの育児中の利用シーン。
スマホは育児の負担を減らしてくれるツールである事は、実感としても確かですね。
スマホを利用したくなるのは、
- どうしても静かにして欲しい時。
- ママがどうしても手が離せない用がある時。
- 体調が悪くて静かにしていて欲しい時。
子供と一緒にいる時には、必ずある場面です。
こんな時にスマホやタブレットでおとなしくしていてもらうのは
「あり」
ではないでしょうか?
ただ何時間も子供だけにスマホを渡したままは良くありません。
やはり母親である私達も、ルールを守る意識ぐ必要でしょう。
どうしてもちょっと長い時間スマホを見せたい時は、親子で一緒にゲームを楽しんだり、一緒に楽しめる映像を見たりなど、工夫してスマホを活用してください。
幼児の頃のスマホのルール。
ちなみに我が家のスマホルールは、
外食の時の料理が届くのを待っている間だけ。
です。その時は、もちろん親も一緒にスマホゲームOKというルールです。
長くても10分〜15分ぐらいの待ち時間なので、ちょうど良い感じで、辞められますよ。
時々使わせてあげる事で、他の時にはガマンできたり、子供自身にもルールを守る習慣も身につくと思います。
他にも子供が幼い時によく聞くスマホOKのルールには、
歯磨きの時だけ。
仕上げ磨きの時も、スマホで動画を見せると大人しく口を開けていました。
ちなみにある調査によると、3歳児でスマホを日常的に見ているお子さんは、60%に迫るぐらいだそうです。
当然ながら、使うスマホをパパやママのものですね。
■スマホを渡すのは必ず親が見ている時だけ
でも子供が少し大きくなってくると、勝手にスマホを持ち出して見ている時があります。
うちの子は小3ですが、スマホの使い方を詳しく教えたわけではないのに、いつの間にか使いこなして、勝手に動画サイトなどを見ていたりします。
絶対に見てはいけないというわけではないのですが。
ただ親は“子供が何を見ているのか“は、把握していないと危険な場合もあります。
スマホを子供が勝手に持ち歩くようなことがないように、親は気をつけなければなりません。
小学生になると自分のスマホやタブレットを持つ子供も増え、家に遊びに来る息子の友達の中には、タブレットPCを持って遊びに来る子もいます。
見ていると、過激な内容の動画を見ようとしたりしていて、びっくりして辞めさせたこともあります。
小学校の中学年ぐらいは物事の善悪のよくわからない。わかっているようでわかっていないような時期です。
私の場合は前に、担任の先生からもそういうことがあったら「注意してください」と言われていたので、その時は注意しましたが、やはり、大人は、それが自分の子供ではなくても
子供が危険なサイトを見ている!
と感じたら、よっぽどの理由がない限り注意してあげたほうがいいでしょう。
また、一番大切なのはまだ分別のつかない子供達自身が、親のいないところで危険な動画などを見ないように対策をしていかなければいけないということです。
■危険なサイトのブロックについて
最近は、ゲーム機でも、時間が来たら
「そろそろ休憩しましょう」と
お知らせしてくれる機能がついているものが多いですよね?
時間もそうですが、インターネットは、情報を得られたり、楽しい映像なども見られる反面、危険なサイトもたくさんあります。
まだその良し悪しがわからない子供たちにとっては、場合によってはとても危険な状況を作り出す場所にもなり得ます。
このような危険な状況の対応策としてパソコンには子供たちをネットの危険から守る
「フィルタリング」
という機能があります。
この機能を使うことで、子供には見せたくないサイトには繋がらないように、パソコンを設定することができます。
フィルタリングについては、
- パソコン自体に機能がついているもの
- WindowsなどのOSの機能の中で、ホームページのアクセス制限があるものを選び設定する。
- プロバイダが提供するフィルタリングサービスの利用
- 携帯会社が提供するフィルタリング機能の利用。
など様々な使用方法があります。
子供だけで、スマホやPCを見る機会が多い方はぜひ!調べてフィルタリング機能を設定されることをお勧めします。
■まとめ
今回は、子供がスマホやタブレットを見ることについて
それが本当にデメリットだけなのか?
どんなことに気をつければ、子供と一緒に楽しくスマホやタブレットを楽しみながら、育児に利用できるか?
について考えてみました。
最初にも書きましたが、どこに行ってもどの年代の人も、みんなスマホを見ている時代です。
子供だけに見るな!というのは無理があります。
どうすれば、危険のない見方、使用の仕方があるのか考え、時間を決めて使用するようにしましょう。
決して、スマホ=悪 ではないはずです。
いずれ、必ずスマホデビューをする日も訪れますよね?
いい意味で、スマホやタブレットを楽しんだり、良い利用ができるよう、お子さんと一緒に考えながら使用してみてはいかがでしょうか。
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